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skate columnSNOW COLUMN 2014/12/17

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勝山尚徳
1982,7,5 32才 出身:群馬県前橋市
幼少から谷川岳天神平をスキーで滑り始める。
20代前半はボーダークロスの選手として活動。
現在はスノーボードを履き、
シーズンを通して谷川岳と向き合う生活を楽しんでいる。
出演DVD:雪崩の山 谷川岳
Sponsor:TJbrand、AFDICEGEAR、Dragon、Deeluxe、union、bca
1回目 2014/12/17 『谷川岳 ニューカルチャー到来とともに』
2回目 2015/1/7 『谷川岳 遭難事故』
3回目 2015/2/4 『谷川岳 天神バンクドスラローム』
4回目 2015/2/10 『谷川岳 録り手と滑り手』

『谷川岳 ニューカルチャー到来とともに』




群馬県の最北部、新潟県との県境に位置する谷川岳。標高1977mのこの山は2000mにもみたないのに通称魔の山、墓標の山という呼ばれ方をしている。なぜそのような呼ばれ方をしているのかというと、谷川岳には一ノ倉沢という岩壁の沢があり、この沢に新しい登頂ルートを刻もうと挑んだ多くの登山家やクライマー達が昭和初期から50年代後半にかけて多くの命を落としたからである。2012年の時点で遭難死者数805名という記録が残っており、それは世界の山での遭難死者数の記録にもなっている。

その谷川岳も時代の流れとともに今までは登山家やクライマー達だけのフィールドであったが、次世代であるスノーボーダーやスキーヤー達のフィールドになっていくのであった。そのニューカルチャー到来の波をうけ、今度はスノーボーダーやスキーヤーによる雪崩事故や遭難事故が多発するのであった。関東圏に位置し2000mに満たないこの山は晴れと雪の日の気温差が大きく、さらに斜度や山の向き、風を受けやすい、豪雪等、雪崩を誘発しやすい気象条件をいくつも持ち合わせており特大な雪崩をシーズンに数回誘発している。

自分もこの山で何回か雪崩事故の現場に遭遇したことがある。遭遇した現場のほとんどはビーコン、ゾンデ、プローブ等の最低必要な道具は持ってはいるが使い方がわからない。まさかの丸腰(装備なし)で事故ってるクルーにも遭遇したことがある。その丸腰クルーは1人が雪崩にあい頭は出ているが体は雪に埋まってしまい動けない状態、連れは丸腰でスコップがないので固く締まった雪を掘り起こすことができず途方に暮れていた。幸い膝の骨を脱臼したものの命に別状はなかったので良かったと思う。装備は持ってるだけでは意味が全くないので必ずその道具の使い方や特性を知っておく必要があり、山で何かあったときすぐ対処できる状態でなくてはならないと思う。それはレスキュー方法やファーストエイド等も含め。初めは誰もがわからないことなので山を熟知している山の先輩に聞いたり、そういったリアルな情報を持ってるプロショップにいったり、日本各山々にねずいてるガイドクラブに入って教えてもらうなど色々な手段はあるのかなと。
とにかくクルーの中で起こった事故はクルーで対処できる状態になっていないとまずいと思う。
その日の山のコンディションを読み雪崩れやすい面等を避け、リスクを自分達で一つ一つ減らし、山をリスペクトすることが、長くバックカントリーと付き合っていける秘訣だと思う。


snow column勝山尚徳
1回目 2014/12/17 『谷川岳 ニューカルチャー到来とともに』
2回目 2015/1/7 『谷川岳 遭難事故』
3回目 2015/2/4 『谷川岳 天神バンクドスラローム』
4回目 2015/2/10 『谷川岳 録り手と滑り手』
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