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 COLUMN
surf columnSURF COLUMN 2015/9/2  

小川啓
1974,9,5生 伊豆下田出身 ホームポイント 伊豆全域
プロサーファーである父の影響で小学4年生でサーフィンを始める。
アマチュア時代 ボーイズクラス全日本 優勝、ジュニアクラス全日本 優勝 2回、
フランス世界選手権 日本代表、オーストラリア プロジュニア代表
高校卒業後 単身でオーストラリアに留学、帰国後 プロサーファーへ転身。
プロでは、WQS 優勝 2回、JPSA 優勝 1回、ハレイワインターナショナル 優勝
4年前に下田でSurf PINKMAFIA☆経営
スポンサー Waterflash surfboard , MAXIM craftsuits, MAX XL WATCHES, ELECTRIC, BLACKLINE Instagram HIRAKUOGAWA Twitter HirakuOgawa

1回目 2015/8/12 『As a kid.』
2回目 2015/8/18 『a day in Hawaii.』
3回目 2015/9/2 『boat trip to DREAM islands』
4回目 2015/9/16 『OZ Life』

『boat trip to DREAM islands』

三回目のコラムは、クルーザーボードに乗り
各国の島々にあるパーフェクトな波を求めてサーフィンすると言う正に夢の旅。
ボートトリップに行った時のことを書こうと思います。


ボートトリップとは寝食を全て船の中する。
期間は大体10日間。たまに島やビーチに上陸もする。
たまに島やビーチに上陸すると一瞬フラッと揺れている感じに襲われる(笑)
いろいろな国の島の文化に触れ合い貴重な体験する事が出来た。
船のタイプによっては、海水をろ過して真水にする事が出来、水が十分に使えて快適に過ごすことが出来る。
ところがろ過機が無い船はタンクが無いので真水は貴重な物になる。
そんな船の時は基本的にはシャワーは泡だてて洗ったらそのまま海に飛び込む。最後に真水で仕上げる。
大体のボートトリップは夕方から夜にかけてボードは動き、
朝にはサーフポイントの目の前に到着してアンカーが降ろされる。
ゴーゴーと大きな音で目覚め、パーフェクトな波を見ながらコーヒーを飲む最高な朝の始まりなわけだ。
ボートトリップには母船の他にディンギーという小型のスピードボードを積んでいて、
母船からサーフポイントまではディンギーが運んでくれる。
マカロニとかポイントによっては、パドルで行ってパドルで戻って来たりするけど
ウエスタンオーストラリアにある島をボードトリップした時には、
船長が絶対にパドルで戻って来るな‥との事。
何故ならば奴に喰われてしまう怖れがあるからだ。
奴とは・・・
ポイントから母船がいる深いチャンネルには、グレートホワイトシャークとか大型の鮫がいる。
正に人を襲う鮫のことだ。
夕方遅くのサーフィンから戻る時はディンギーを絶対に呼ぶように言われた。
もちろん、絶対に呼びます!!と思っていた。
ニューカレドニアに行った時には、ポイント移動して新しいポイントに着いてアンカーを降ろすと
船長が釣竿を持ち出して25cmぐらいのホッパーのルアーをサーフポイントの近くに投げる。
すると直ぐに50cmぐらいの魚が釣れる。
だけどかなりの確率で釣れた魚を引き寄せている間に頭から下をバックリと鮫に喰われるのである。
船長はリーフシャークだと魚もいっぱいいるから大丈夫だと言っていた。
が、しかし、こればかりは鮫に聞かないと分からないだろう(笑)
肝心の波の方はと言うと、
メンタワイとかメジャーなポイントを除けばボードでしか行けないポイントがほとんどなので、
基本的には誰もいないか島のフレンドローカルが数人。
レフトもライトもパーフェクトな波がそこら中でブレイクしている夢の場所。
大人の遊園地って感じだ。
が、いくら大人な遊園地とは言え、自然なことなので波が無い時もある。
そんな時は泳いだりシュノケーリングしたり釣りに行ったりバックギャモンしたりして楽しんでいた。
特に釣りの時は、大体トローリングしながら進む。
そして、魚がかかると船を停めて魚と戦うみたいな(笑)魚は大きいからそれなりに時間はかかる。
僕もウエスタンオーストラリアに行った時は、
150cmオーバーで25kgぐらいあるサワラを50分ぐらいかけて釣り上げた。
次の日は半端じゃ無く筋肉痛になったりした(笑)


話は変わり、いつだかのメンタワイで帰る二日前に
波が全く無くなりサーフィンが出来なくなると言うことでホテルに戻ることになった。
予定を早めて出発して何時間もかけて、ひたすら青い海を進んだ。
その景色も一生忘れることが出来ない。
そして、船で進んでいると広い水平線にポツリと何かがあった。
見ると小さなローカル漁船。
その漁船には二人の男がいて、僕らのクルーが話を聞きに行くと
どうやらガス欠で三日間漂流していたそうだ。
助けてくれとかのSOSを出すわけでも無くリラックスして船に乗っていたことに驚いたし、
その光景も忘れられない。
もっと驚く話もたくさんあり、体験したが長くなるのでこの変で。
さて、ラストコラムはどこの国の話しにしようかな。。。
小川 啓

surf column小川啓
1回目 2015/8/12 『As a kid.』
2回目 2015/8/18 『a day in Hawaii.』
3回目 2015/9/2 『boat trip to DREAM islands』
4回目 2015/9/16 『OZ Life』
 
 
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