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 COLUMN
skate columnSKATE COLUMN 2008/9/3  
上田 豪
100%ハードロックカナディアンメープルのPREMIUMや
男汁全開1031SKATEBOARDSなどのブランドを取り扱う13mindを経営する男、
デモで無理する男、
MCで次の日必ず声が出なくなる男、
松岡修造バリに暑苦しい男、
スクールではキッズにやさしい男、
熱いよね~あの人と片付けられる男、
とにかく皆さん同様、スケートが大好きな男でございます!
http://www.13mind.jp
1回目 2008/7/16 『スケートを始めた理由』
2回目 2008/8/6 『スケートトリップをしよう!』
3回目 2008/8/20 『オリンピック正式採用は反対or賛成!?』
4回目 2008/9/3 『紳士なナイト、CHAD KNIGHT来日』
5回目 2008/9/17 『4回もホールドアップ!!!』

『紳士なナイト、CHAD KNIGHT来日』

まずは こちらを見て頂きたいです。
http://www.chadknight.com/


オハイオ州出身、サンディエゴ在住、1031skateboardsのメインライダーであるCHAD KNIGHTが来日した。
1031のディストリビューションをしている俺( www.13mind.com )が彼をアテンドする事になった。

チャドナイトは米軍基地で開かれる青少年育成プログラムの一環として企画されたキッズキャンプに講師&デモンストレーターとして招かれたのだ。

会う前の写真や映像のイメージから、全身入れ墨で、筋骨隆々のあきらかに見た目は“ワル”の雰囲気プンプンのチャドナイト。さすがお国柄、入れ墨は文化の一部、気にする事はみじんもないらしい。と、かってな俺の解釈で、なぜチャドナイトが招かれて、、、なんて思ってた俺の印象を、彼と4日間行動を共にした事によって、納得以上の愛にもかわる気持ちが稲妻のように体を駆け巡った事をお話しします。

今まで多くのプロスケーターと出逢い行動を共にした事があったが、中には、くそのような上から目線的な奴も存在した。完全に拳を握りしめ『お前の口はどこなんだ?』と言ってやりたかった。 もちろんいい奴だったスケーターもいた。しかしチャドはお世辞抜きに今まで出逢ったプロスケーターの中で人間味溢れ、人として尊敬できる特別な紳士だった。

彼は沖縄、三沢、横須賀のベースで各エリア4日間の講師&デモをこなすハードなスケジュールの合間をぬって、4日間を1031のプレゼンを含む13mindのPRに体を預けてくれた訳だが。イコール、彼は一人な訳である。
言葉の通じない異国の地で、デモをこなし、撮影し、13mindはじめ日本のスケーター達との交流もしっかりクリアしなければいけないなかで完璧にこなしたチャドナイトは、本場アメリカのプロとして本当のプロを今回の来日で関わったみんなに魅せてくれました。
何が良かったかと言うのをもっと感動的な文にして書きたかったんですが、4000文字ぐらいになっちゃうんで小分けして発表します。

1、.多くの移動に文句一つ言わずに動いてくれた。
2、.あと何時間でつく?なんて一度も聞いてこなかった。
3、2日間の撮影で6つのハンマー写真をおさめる。
 (撮影時間トータルで6時間。それぞれのスポットで記録を塗り替える)
4、デモでは一番滑ってた。(それぞれの会場で記録を塗り替える)
5、強靭な肉体でスラムをしてもびくともしてなかった。
6、日本食大好きで何でも食べる。焼そば、ラーメン、カレー、全部に唐辛子をたんまり入れてた。
7、お土産に唐辛子をほしがってた。
8、コーヒーが大好き。1日1.5リットルぐらい飲んでた。
9、禁煙ブームの中、たばこも大好き。銘柄はマルボロ。
10、短パンいっちょでマンションの通路でモーニングコーヒーを飲んで、
   隣の部屋のおばさんがビックリした顔してたら笑顔でおじぎしてた。
11、奇声を一度も発しなかった。
12、カブトムシを初めて見たらしく、カブトとカブトの角に指を挟まれ笑ってる俺にドンビキしてた。
13、睡眠時間は平均4時間くらいなのに朝はちゃんと起きてくれた。
14、俺と一緒に凄く濃くしたコーヒーと痛み止めを一緒に飲んで、痛みが飛んだといって撮影してた。
15、初日の夜にSK8雑誌を読みスポットチェック、そしてみずから足を運んでの生スポットチェック。
16、この時、夜中の2時。帰宅後日記をつけ4時に寝て次の日の昼にはハンマートリックをメイク。
17、キッズのトリック注文にたいして嫌な顔をせずに滑ってあげる。
18、時間に遅れない。
19、トレーニングビジネスという職業も持っている。
20、3週間の日本滞在、無傷で帰国。
21、ふれ合う人すべてに笑顔で接していた。
22、横須賀の(キッズキャンプ)オーガナイザーがチャドは完璧だと、言っていた。
23、日本は楽しかった、来年また来る。
そんな約束を、別れ際に涙腺緩ませ涙目になっている俺に、笑顔で言ってくれた。
以上。
彼が帰国したあと、チャドに関わったほとんどの人が口を揃えて、素晴らしいスケーターだと言ってくれました。
チャドは日本を満喫していった!?とも言ってくれました。
みんなが『日本を満喫していった!?』なんて聞く事は、チャドナイトを好きになったと言う事実。
だからこそ、好きになった相手に母国を楽しんで行ってもらいたいと言う自然な気持ちであり心が生まれる。
そんな気持ちを与えたチャドナイト。
本当のプロスケーターという人間は、与えられた職務をそれ以上にクリアし、人が想像するスケートのさらに上を行き、 怠慢にならず、笑顔を絶やさず、楽しませ、そして自分も本気になり楽しんでいる。
人生という時間をスケートと共に大事に生きている。
自分とスケートを大事にする事をしっかりやっていれば、自然にまわりを楽しくさせられるんだな~ということがチャドナイトと行動を共にした事で再確認できました。
こんなにも短期間のなかでビビッと体に刺激をくれたスケーター、CHAD KNIGHTをこれからも応援し、必ず日本に呼びたいと思います。

今一度、彼の事を見て下さい。
http://www.chadknight.com/photospage.htm に笑顔でアクセス。
まったく笑ってないチャドが出迎えてくれます(笑)。



葛飾区奥戸のタカオラーメンにて、こってこてを食すチャドナイト。


前橋スケーターいぶし銀のダンが経営する居酒屋ダンにて


skate column上田 豪
1回目 2008/7/16 『スケートを始めた理由』
2回目 2008/8/6 『スケートトリップをしよう!』
3回目 2008/8/20 『オリンピック正式採用は反対or賛成!?』
4回目 2008/9/3 『紳士なナイト、CHAD KNIGHT来日』
5回目 2008/9/17 『4回もホールドアップ!!!』
 
 
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