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skate columnSKATE COLUMN 2009/6/17  
山口 隆志 
1979年7月21日生まれ 長野県出身 長野県在住
スポンサー
IFO/ ROYAL truck/ DOSTECH/ LAKAI/ SOURCE/ recs/ 和合堂
1回目 2009/5/20 『地方。』
2回目 2009/6/3 『日本』
3回目 2009/6/17 『二足のわらじ。』
4回目 2009/7/1 『未来。』

『二足のわらじ。』


三回目のコラムです。
今回のテーマは「二足のわらじ。」
現在自分は二足のわらじを履いてます。
片方はプロスケートボーダー、もう片方はSHOP店員という具合に。
プロスケートボーダーと言っても正直全然それだけでは食べてはいけません。
仕事は必要。
自分の働くSHOPではスノーボード、スケートボード、サーフなどを取り扱っていて、
幸いにも自分は愛すべきスケートボードを売る仕事をやらせていただいています。
もちろんスノーもサーフも勉強して接客してますけどね。

このSHOPとはかなり長い付き合いでして、店長とはもう10年以上の付き合いです。
店長も他STAFFも自分の滑る時間を減らさぬようにと考えてくれていて、
休みも滑る時間もしっかりいただいちゃってます。
頭が上がりません。
感謝しています。

自分が働くようになってからスケーターのお客さんが増えました。
自慢している訳ではありませんよ。
絶対的にがっつり滑ってるスケーターがスケートボードを売ってる方が良いに決まってるんです!
言い方を変えれば、いつもお客さんと滑ってるんですよ。
常に情報が入ってきます。
すぐにニーズに応えられます。
自分の使っている道具の良さをよりリアルに伝えられる・・・などプラス要素は多い。
マイナスはこの不況。
自分の仲間も職を失う奴が増えました。
仕事が減る→滑る時間は増える→道具の消耗が早くなる→けどお金がない。
魔のジレンマです。
それでもスケートはやめられない。
ないお金をはたいてでも道具を買わなきゃいけない。
お客と言っても仲間です。
安くしてあげたいが限界がある。
仲間からお金を取りたくない。
正直それが本音です。

常連じゃなくても、これからスケートを始めようとする人や、新たに板を新調する人。
みんな早く滑りたくてしょうがないといった感じで店を出て行きます。
自分の大好きな光景です。

昨日デッキを新調した仲間と今日スポットで会って
「その板どう?」
「調子いいから次もこの板でお願い」
「OK!」

「それ調子いいの?」 
「めちゃめちゃ良いよ」 
「オレもそれ欲しい!」 
「店にあるよ」 
「後で行くわ!」
みたいな会話が自分の周りでは当たり前なんです。
SHOPで働いているみなさん。
滑ってますか?
滑りましょう。



skate column山口 隆志
1回目 2009/5/20 『地方。』
2回目 2009/6/3 『日本』
3回目 2009/6/17 『二足のわらじ。』
4回目 2009/7/1 『未来。』
 
 
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