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 COLUMN

skate columnSKATE COLUMN 2016/3/2

 
秋山 弘宣(Hironori 'Aki' Akiyama)
1957.1.25生れ 59才
1回目 2016/2/3 『序章 アキ秋山への道』
2回目 2016/2/10 『夢に見たアメリカへ』
3回目 2016/2/15 『いざ アメリカへ』
4回目 2016/3/2 『プロの道に確信を持った』

『プロの道に確信を持った』

いよいよコンテストの日を迎える前日、
朝10時頃には現地サンディエゴ・スタジアムに到着。
スラロームコースは、プラクティスコースの為、
デュアルにパイロンが50個位、1.8m間隔で並んでいる、
傾斜度4~6度位ではあるが大迫力!
ウワーなんだこれ!
初めて見るコースに唖然としたて10分15分は座り込んで眺めていた。
G&Sチーム、ユニティーチーム等チームユニフォームを着たライダー達はすいすいとコースを滑り降りて行く…
ソワソワと心は震えていた。
ふと思った、僕は日本から来た、ただ一人のライダーだし、英語全然出来ないし、
もう何もプレッシャー要らないわぁーって居直ったら
滑る勇気が湧いて、自分に集中だ!!っと無我夢中に練習した…。

 
スラロームはもういいやって、飽きて会場を滑っていたら、
Skateboarder Mgの表紙を飾ったスティーブ・モナハンが手招きをして来た。
一緒に滑って遊んだ。
うん。"言葉"じゃない。
スケートボードが有れば直ぐ友達になれるんだぁー。
楽しい1日が送れた事、忘れないな。
"1st World Invitational Skateboard Champion Ships"
【サンディエゴ・スタジアム】
この長いタイトルの日が来た。
確か朝10時にファイアーワークスがドン・ドン・ドンっと地域に鳴り響いた。
そして空にセスナが飛び、そのタイトルを飛行機雲で見事に書き込んで行く。
うわーすげーっ!!
夢の様な世界に居る自分にまた感動していた!
スラロームのコースが4列+ABC SPORTS TVのカメラ用レールがその横に並んでた。
助走5mの先にSEIKOのスタートシステムが既に使用されていて、やるなーと思った。
初めてスタートシステムを通過した。これもまた感動であった。
順位は不明ですが、14秒台だったと思う。
長い時間が経過していた。
夕方5時を過ぎた頃にやっとフリースタイルの競技がスタートした。
ガンベルトの2丁拳銃ライダーはメキシコ代表。
なんだかやたら覚えているのが面白い。スピンの王ラス・ハウエルやブルース・ローガン、
ゲリー・コサ、スティーブ・シップ、エド・ナダリン、タイ・ページ、スティーブ・モナハン、
そのほか10名くらい出場していたと思う。
 

僕のルーティーンは、会場の傾斜を利用して滑り出してから
ニーパドルスタイルからスタンスアップ、クリスティー、
登りに向いた所からスペース・ウォーク、ドッグウォーク、エンドオーバー、
キックフリップ、ハンドスタンド、ノーズを軸にスピンからのバックサイド・スピン
8回転メイク、最後にフロントフリップからの空手の足刃キックポーズで決めた!
リザルツは当時不明(英語がわからない為)
2年後、ラス・ハウエルに聞いた所5位と言っていた。
ちなみに帰国後、The SurfよりAKI AKIYAMA MODELが1975年10月から発売になった。
このリザルツや演技がうけてか、
2年目にはABC SPORTS TVからMAGIC MOUNTAIN MASTERS PROの招待を頂き
プロの道に確認を持った。
ちなみにAKI AKIYAMAの名付け親は紀藤さん。
コンテストエントリー時に記入して以来の事である。



skate column秋山 弘宣(Hironori 'Aki' Akiyama)
1回目 2016/2/3 『序章 アキ秋山への道』
2回目 2016/2/10 『夢に見たアメリカへ』
3回目 2016/2/15 『いざ アメリカへ』
4回目 2016/3/2 『プロの道に確信を持った』
 

 
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