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skate columnSNOW COLUMN 2014/1/22

 

今野 昇
1977/3/4製 千葉県木更津市出身
現在は白馬村民として生きる。
7歳でスケートボードに出会う。何の情報も無い中自分はレギュラースタンスだという事だけ理解して、家の前の急坂でカービングでライディングして下っていた。母が家から1.5~2kmほど下った場所で喫茶店を経営していたので、毎日のようにダウンヒルして下って行ってなんか食べさせてもらいに通ってた。17歳でオーリーに出会い、サーフィンに出会い、スノーボードに出会った。 それがオレの横乗りの原点です。
1回目 2013/12/18 『~横乗りがあるから正気でいられる~』
2回目 2014/1/8 『横乗りを通しての出会い』
3回目 2014/1/22 『コンペティターかフリーライダーか』
4回目 2014/2/5 『続けていくということ』

『コンペティターかフリーライダーか』

今回はうるさい事語ります。
横乗りでもなんでも人は競技が好きだ。
「スノーボードは遊びだったはずなのにスポーツになっちまった」とか言いつつも
スポーツ、文学、芸能、趣味。なんでも競う。
人よりも技術を向上させていくのに大会は重要なものだと思う。
草大会から始まりオリンピックみたいな国同士の代理戦争規模のモノまで。
最初は人よりうまくなりたい!なんてとこから始まる。
成績を残すと商品がもらえたり賞金も!
さらに成績を残していきスポンサー契約の交渉材料の目安になる事も多いのでもっと頑張る。
いろんなジャンルがあるが大会で戦ってきた人は強い。
どんなレベルの大会でも優勝するというのはそこにいる全員を制する事なので、そんなに楽な事ではない。
誰だって優勝狙ってるから。
ある凄いライダーがいて あいつ大会とかそっちじゃないんだよね
なんて言われてる人とかもたいていは
10代20代は「バリバリのコンペティターだった。」なんて事もよくある話だ。
実力あるヤツはだいたい「昔はやってたって」よく聞く
「最近どこどこのスポンサーつけたいっす」なんて
若い子が言ってたりするんだけど、「オレ大会は・・・」
大会出るのはナンセンス。みたいに言う人いるんだけど
うまければ大会のリザルト(戦績)なんてなくてもいいでしょ。みたいに
自分の事知ってほしくて認めてほしいんなら
みんなが認める場所に行って戦って みんなが認める成績出してみてほしい。
そういう場所で認められるようになるのは並大抵の努力ではなし得ない事だ。
みんな優勝を狙っている中でそれをもぎ取るんだから。
なのでそこをよけていくよりもそこも経験し戦ってきてくれたら認める側も
分かりやすいと思う。
かくいう私も若い頃はさんざん大会回りしてきた。
だからこそ今お世話になっているメーカーの皆さんとも知り合えた。
最近は「大会に出て成績残さなくてもダレダレ先輩が紹介してくれるから」
みたいなんが多過ぎる
だからホントにヤバいこいつ!ってヤツが減ってきた気がする。
鼻息荒くして戦ってるシンプルなヤツのほうがオレは好き。
ライダーとかじゃなくても
限られた時間の中でプッシュして向き合っているアツイ社会人ライダー達も沢山いるしね。
かたや道具全部サポートされててもあんま滑り行かないライダーもいっぱいいる。
アーティスティックなのも良いけど
若い人たちにはもっと大会にも参加してアツい気持ちでプッシュしていってほしいと思う今日この頃です。


snow column今野昇
1回目 2013/12/18 『~横乗りがあるから正気でいられる~』
2回目 2014/1/8 『横乗りを通しての出会い』
3回目 2014/1/22 『コンペティターかフリーライダーか』
4回目 2014/2/5 『続けていくということ』
 
 
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