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skate columnSNOW COLUMN 2013/4/3

 

大江信行
37歳/神奈川県出身/スノーボーダー
国産サングラスブランド‘redi'主宰
主な出演DVD:‘livenaturally' '情熱列島’ ’ゆきめぐり’sprig session' 'slideways' '八甲田’等
SPONCER:gentemstick / afd icegear / U.G / redi / one ball jay / willow
1回目 2013/3/6 『山へのアプローチ』
2回目 2013/3/19 『山へのアプローチ part2』
3回目 2013/4/3 『山へのアプローチ part3』
4回目 2013/4/17 『山へのアプローチ part4』

『山へのアプローチ part3』

さて山へのアプローチ方法。
3回目の今回に紹介したいのは。
‘ヒッチハイクで山に行く!!’です。
えっ。ヒッチで??まじっすか?という声が聞こえそうですが、
僕が10代の頃はごく普通にやってましたし、
アメリカに住んでた頃は、日常的にヒッチで移動してました。
‘ここはアメリカじゃねーし’って思った方。そうなんです。
実は日本はアメリカなんかよりヒッチハイクしやすいのです。
アメリカでは既にかなりの州でヒッチハイク禁止の法律なんかがあるようで、
ヒッチハイクは結構危険な行為になりつつあります。
アメリカは銃社会なんでね。。いろいろ事件になってるんですね。。
しかし、ここは日本。完全平和ボケした日本。
ヒッチハイクしても、トラブルにはなりません。
むしろ、これも縁で。なんて仲良くなっちゃったりも出来ます。

では、具体的に、どーやるのか?
東京から長野に滑りに行く場合。
まず、ヒッチハイクの場合。
大事になってくるのが、荷物の大きさです。
僕の経験上、結構スポーツカーやトラックなんかに
乗せてもらえる事が多いので、荷物はなるべく小さめにです。
ボードケース、ボードなんかは持ってると基本的には乗せてもらえません。
やはりドライバーも遊びに行くやつは心情的に拾わないのでしょう。
バックパックに必要最低限なもの入れて後は、送りましょう!
1話目にも2話目にも登場した、宅配便を使うのが間違いないです。

それでは、バックパック一つで、スタート。
まずは高速道路入り口手前にスタンバイ!
ここまではなんとか知り合いに送ってもらいましょう!!
友達にヒッチハイクで山に行くから、インター付近まで送ってくれ!!それでしょう!
さて、段ボールに行き先を書いて行くのが想像されますが、
ここでスキー場なんかを書くのは完全にアウト。
東京の場合中央道、関越道方面に行ければどこまででも乗って行きましょう。
高速に行ければどこかしらの、パーキングで降ろされます。
パーキングの場合自分からガツガツ話しかければ、案外あっさり乗せてくれます。
僕の経験ではなるべく大きいパーキングに降ろしてもらった方が、人が多いので次が探しやすいです。
僕は夜に小さいパーキングで誰も来ず、一晩明かした事ありましたねー!!
なんで、小さいパーキングは要注意です。
以前の面白い経験としては、高速はお金がないから下りたいが、下道ならいいとの事で乗せてもらいました。
その方は新車のRX-7だったんですが、ならし運転をしたかったようで。
ずーと助手席で車の事を褒めちぎってたら、運転してみる?なんて誘われてしまい。
運転もさせてもらいました。
ならし運転中なのに完全に飛ばしてしまい、
この車はこんなに速いんだね!!って逆に言われてしまい。
しまいには、峠の釜飯まで奢ってもらい。
最終的には自宅最寄りの駅まで送ってもらったのを覚えてます。

さて、パーキングで話しかけるには、結構勇気がいるもんですが、
スキー場に向かう場合は、スノーボーダー、スキーヤーに話し、
自分の目的地に向かう人を見つけたら即交渉です。
ただしカップルは駄目です。
完全に断られます。
グループやファミリーの場合チャンスはあります。
ただまれに、ガス代を請求してくる輩もいます。
僕の場合、スキー場近くまでは一般車両の方が乗せてくれると思います。
どうしても、遠方から行楽に来ている人はやはり、同じ空間に異物がある事をいやがるようです。
日常的にそこを通ってる人の方が、乗せてもらえる気がします。
ズバリ、営業車。
この人たちは自分のお金じゃないし。
運転中の暇つぶし程度に乗っけてくれますので、おすすめです!

スキー場近くから、スキー場までは、結構簡単に乗せてくれます。
地元ナンバーの一人客等が狙いめでしょう!!
但し、降雪時等はなかなか乗せてもらえないので、
その辺はうまくコンビニなんかで拾うといいかもですね!

ヒッチハイクで面白いのは、
いまは携帯なんかですぐ地図が見れてしまいますが、
地図を確認しながら、いまどこに自分がいるかを確認しながら前に進む。
そんなちょっと冒険感が楽しいのかもしれません。
時間通りの行動を望む人や、人見知りの人にはちょっと厳しい方法かもしれませんが、
山に行く道中、又は家までの道中もちょっと冒険してみたい方にはおすすめな方法です!



snow column大江信行
1回目 2013/3/6 『山へのアプローチ』
2回目 2013/3/19 『山へのアプローチ part2』
3回目 2013/4/3 『山へのアプローチ part3』
4回目 2013/4/17 『山へのアプローチ part4』
 
 
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