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 COLUMN
surf columnSURF COLUMN 2011/2/9  
多田 宏(タダ ヒロシ)
1969年11月16日生まれ 東京都出身 http://www.4dimensions.jp
サーファーのカッコ良さに憧れ15歳でサーフィンを始め、18歳でサーフィン業界に勤務。2004年に4DIMENSIONS WET SUITSを立ち上げ、現在湘南に在住。
湘南に住みながら週末を千葉で過ごす。湘南在住千葉サーファー。
1回目 2010/12/15 『大切な時間』
2回目 2011/1/19 『SNOWSURFERS』
3回目 2011/2/2 『SURFISHERS』
4回目 2011/2/9 『ここ い~波』

『ここ い~波』

全国へ営業に行く際必ずお客さんやライダー達と波乗りをするのですが、
ルートセールスなので、あらかじめアポイントを取り日程を決めています。
波の良いタイミングに合わせて営業に行ければ最高なのですが、
シーズンの商品を取り扱っているのと、一人で全国を担当しているのでなかなかそうはいきません・・・
波とのタイミングが全く合わず、殆ど波乗り出来ずに帰ってくる時もあれば、
行く先々で波があり気持ち良く帰って来れる時もあります。

日本には色んなポイントがあり、
リーフ、河口、玉石、ビーチ、それぞれ地形が決まってたり、
ウネリの向きや風、条件が揃えばどこのポイントでもい~時はい~のです。
もちろん自分がホームポイントとしている千葉はコンスタントに波があり、 クオリティーも良いのですが、
営業先のポイントには『はずさない』大好きなポイントがあります。
その1ヶ所目は東北南部にあるリーフとビーチが混ざっていて凄く波にパワーがるポイントです。

2009年秋
いつもはローカルの人と一緒に海へ行くのですが、
たまたま予定が合わず一人で見に行ったら、
なんとAフレームのオーバーヘッドグリグリチューブ☆
しかもノーバディー!
海に入ってみたらテイクオフの瞬間からレールをねじ込めないとフリーフォール状態で、
久しぶりに板を引いちゃうようなスリルのあるコンディション。
フリーフォールを味わいながらも、
気持ちの良いチューブを2時間くらい一人で貸し切らせてもらい、
出張の疲れが一気に吹っ飛んでしまいました。



そして2ヶ所目は、北国にある玉石が絡む河口のポイント
訪れたのは7月上旬、気温が25度くらいあり、Tシャツで十分なのに、
水温が6度前後しかなく、夏だと言うのにドライスーツにグローブとキャップが必要なくらい。
しかし、自分達が持ってきたウェットスーツは3mmセミドライと3mmブーツで、
海に入っていくら動き回っても1時間は入っていられず、
上がっては太陽で身体を温め、
また我慢出来るまで入り、
耐えられなくなったらまた上がって身体を温める、
その繰り返しでした。


いくら水温が低くて寒かったとしても、
サーファーなら無人のパーフェクトウェーブが一日中ブレイクしていたら、帰れませんよね!

今回話したポイント以外にも日本には最高なポイントがあり、そこには最高な人達がいます。

海外だけがサーフトリップではなく、
日本の最高な波や最高な人達に会いに行ってみるのも悪くないと思います。


全国波乗り営業 『ここ~波』 ブログ http://ameblo.jp/tada-p/

surf column多田 宏(タダ ヒロシ)
1回目 2010/12/15 『大切な時間』
2回目 2011/1/19 『SNOWSURFERS』
3回目 2011/2/2 『SURFISHERS』
4回目 2011/2/9 『ここ い~波』
 
 
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