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 COLUMN
skate columnSKATE COLUMN 2008/1/23  
Ura3(ウラサン)
ローカル:東京都世田谷区 スケート歴:20年
スタンス:レギュラー シューズ:Vans 9.5
デッキ:Stereo 7.875 トラック:Independent 129
ウィール:DarkStar DD 52 ベアリング:Tatsumi-ya
1回目 2008/1/9 『レールな因縁』
2回目 2008/1/23 『滑るという事』
3回目 2008/2/6 『脚でやるという事』
4回目 2008/2/13 『今でも恐いです』
5回目 2008/2/18 『因縁のレール』

『滑るという事』

ども、スケーターのUra3という者です。
2回目のコラムになります。
1月23日という事で念のため隣の人に「ダー」と言ってみましょう。
さて、前回ガキの頃にはスケートボード以外にもいろいろやってたよ、という話の流れからローラースケートの事を書きました。スケーターがスケートボードじゃない事を書くと決めたのでもう少し御付き合いくださいね。
ロラースケートをやってたその同じ時期にはスキーもやってました。
滑ってばっかりです。
これは完全に親の影響ですね、ガキが一人でやるのは無理なモノですからね。
はじめは親に連れられてやってたみたいですが、ほとんど記憶がありません。
やらされてるかんじだったんでしょうね。
自ら楽しみだしたのは小学校の先生がスキースクールをやっていてそれに参加した時。
まず学校の友達と一緒にバスで夜中までワイワイできるのが面白かった。
当時流行ってたのが「ゲームウォッチ」任天堂がファミコンの前に作っていた携帯ゲーム機だ。
これをみんなで持ち寄ってやれるのが当時の私にとって至福の時間でした。
さて、スキーというのはとりあえず朝が早いです。
7時とか8時とか?今思うとスケーターにとってはまず過酷なスケジュールです。
朝から身体動かないでしょ!って。
しかしガキは元気だから山に付けば多少寝てなくても自然に100%で動いちゃう訳です。
そのスキースクールっていうのはスキルによって10人1グループぐらいになって先生の出したお題についていくっていうやつ。最終日には検定(基礎スキー検定だったかな)っていうのがあって、はじめての時は「キミは3級を目指そうね」みたいなかんじ。
訳分かんないけど当時の私の目から見た先生は激ウマだったんでとりあえずこの人と同等!という、ローラースケートの時と同じ感情ですね、これは性格なんでしょう。
まずは先生の滑りとそっくり同じにマネてみる訳です。
スキーは滑るだけじゃなく、ストックさばきにもいちいち気を使います。
「滑りは良いけどストックをちゃんと突こうね」とか。
ガキの私的にはパニくる事言うなよ!ってかんじです。
それでもうまくいって褒められると調子に乗って「次のやつなになに!?」ってお題を急かしたりね。
そんなかんじで言う通りやってたら3級はすぐにゲット。
なんだよ簡単じゃねえか?
そんな風に調子良く思ってたんでしょう。
翌年は2級を目指す訳ですが、ここに来て脱落する友達が出てくる。
これは精神的にツラい。
おじさんやおばさんも同じグループにいるから話が合わない訳です。
彼等はマジメにスキーというモノを捉えてるようでリフトでも「あそこのターンがうまくいかないのはきっと何々が悪いからだ」とかね。
つまらない。
それでも先生に近づくためには2級なんてのは通過点。
野心に満ちた心で打ち込んだ。
結果初回の2級挑戦は落ちた…。
挫折と屈辱感に襲われてガキなりにそうとう落ち込んだものだ。
後から聞けば3級と2級はかなり差があるとの事。
一緒に受けてたおばさんなんて涙流して喜んでたね。
それから何年かスクールに参加してるうちに2級はゲットできた。
しかし最終の1級はもっと過酷で何度か落ちた。
一回ダメだった経験があるからそんなに落ちずに反省というモノを覚えた。
あ、こうだからダメなのねという事を理解し、次に繋げるのだ。
それから1級に合格したのは小学生を卒業し中学の2年か3年だったと思う。
相当嬉しい事なはずだがやり切った感が否めない。
1級の上は指導員かなんとかプライズっていう検定があると聞いたが、指導員?なんで?って思った。
そんな時出会ったのが当時中学で流行ったスケートボードだった。
今回はそろそろ失礼します。


きっとスケートボードをやり始めている頃のスキー場でのスナップ。
ブーツには当時大流行したサンタクルズのロブ・ロスコップのステッカーが貼ってある。
右下は基礎スキー検定でゲットしたバッジ。


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1回目 2008/1/9 『レールな因縁』
2回目 2008/1/23 『滑るという事』
3回目 2008/2/6 『脚でやるという事』
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5回目 2008/2/18 『因縁のレール』
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