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skate columnSKATE COLUMN 2014/1/22  

野坂稔和(Toshikazu nozaka)
画家、文身師、スケートボーダー、
support: ETNIES, VESTAL, Mo better pants, and friends...
http://toshikazu-nozaka.com/
1回目 2013/12/18 『SKATEBOARDER'S LIFE1』
2回目 2014/1/8 『The SK8 Palace』
3回目 2014/1/22 『創作活動について』
4回目 2014/2/12 『スケートボードのグラフィックについて』

『創作活動について』

皆様こんにちわ、
今年の年始は約10日間かけてスタジオの引越しに追われて年始からバタバタでした。
自分の画材などのあまりの量に自分でたじろぎながらも
仲間の協力でどうにか仕事が再開出来そうな最近です。
3回目の今回はその仕事について少し書いてみたいと思います。


創作活動について

僕の作家としての活動は今現在大きく分けて3つのカテゴリーがあります。
1つ目はスケートボードに関する活動。
おもにスケートボードの制作とそれに関連する商品の製造、スケート住宅の構想等です。(前号参照)
2つ目は画家としての活動。
スタイルはいくつかありますが自身の作品の制作、個展グループ展の開催、出品、
シルクスクリーンプリントの制作及び販売。他のメーカーへのデザインや作品の注文制作などなど。
3つ目は文身作家(刺青)としての活動。
主に純粋な日本伝統刺青(マシン、手彫り)と独自のスタイルによるタトゥースタイル(asian wave style)の
2つを手がけていて今年で24年になります。
以前はこれらすべてをキッチリ曜日でわけて活動していましたが、
ここ数年はこれら3つのカテゴリーをまたぐような依頼が多く、その時々で制作しています。
例えばアートショーなどで発表した絵画としての作品を刺青で彫ったり、
刺青の下絵をアレンジしてスケートボードのデザインにしたり、というわけです。
仕事の依頼にしてもスケートパークでT-シャツのデザインを依頼されたりとまちまちです。
使う道具や画材もかなりあります。
それぞれのカテゴリーごとに10~20箱分くらいあり、とくに本は凄まじい量です。
それなりの年数を活動している方はみんな同じだと思いますが
勉強のための本は年々増えていき家とスタジオをあわせると6畳の壁全部分x2くらいでしょうか?
 
しかしこれだけの物があっても活かせなければ何の意味もありません。
そのために絶対必要なのがズバリ、スケートする事です(笑)。
スケートボードは肉体と精神のバランスを整え、いいアイデアもグングン湧いてきます。
そのためにも今年は最低でも月6回は滑りに行こうと思っています。

photo:HIROTA
職業柄、手はとくにケガが出来ませんが
ちゃんとした気持ちでやっていればそんなにケガはありません。
スケートや仕事の最中はビールなども一切飲みませんしね(笑)
スケートしてリフレッシュして次の日からまた制作、制作、制作、という感じです。
制作中はスケートと真逆でまったく動かず同じ姿勢がつづくのでリフレッシュが必要なんですね。
今年はいくつかのプロジェクトと新スタジオでの制作に明け暮れると思いますが
パークなどで見かけた時は皆様、是非一緒にすべりましょう!!
おまけ
http://www.youtube.com/watch?v=5T2lsxSBY7c


skate column野坂稔和(Toshikazu nozaka)
1回目 2013/12/18 『SKATEBOARDER'S LIFE1』
2回目 2014/1/8 『The SK8 Palace』
3回目 2014/1/22 『創作活動について』
4回目 2014/2/12 『スケートボードのグラフィックについて』
 
 
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