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skate columnSNOW COLUMN 2011/3/2

 

福山正和
99 / 00 JSBA全日本選手権優勝。01年度スノーボード国際大会X-TRAIL JAM in東京ドームクウォーターパイプ日本人招待選手21人中1位、BigAir2位、決勝進出などの好成績を残している。
NIKE等8社との契約を結びトップスノーボードライダーとして10年間活躍と同時期にメンズノンノ、スマート、ポパイなどモデルとしてファッション誌を中心に活躍。
その後2003年デザインチームBoxOfficeを東京、代官山にて設立。
メンズブランド、MofM (manofmoods) を立ち上げ現在に至る。  http://www.manofmoods.com/
1回目 2011/2/2 『EXTREME SPIRIT 健在』
2回目 2011/2/9 『スノーボード カルチャー』
3回目 2011/2/14 『表現の場所』
4回目 2011/3/2 『皆様、この業界のどこが好きですか?』

『皆様、この業界のどこが好きですか?』

今、見返すと前回の自身3回目コラムは本当に面白くないですね。
最悪。
我ながら恥である。
1、2回は良かったですが、、、
初インタースタイル展示会前でテンパっていたのか、、、自身35歳、ケツがまだまだ青いですね。
伝え方が違う、、、

正午に会場in搬入、早々と帰路に。

翌日、10時に会場に足を運んでみると、周りとの出展スタイルの違いに逆に感動。
初出展うんぬん、他も関係ありません。
独りだけ完全にういてました。
自身のスタイルでそのまんま提案しました。



extreme sports、、、皆様この業界のどこが好きで、何に魅了されましたか??
思い返してください。
「平凡な毎日の生活から逃げ出したいから」
「非難されることの優越感」
「アドレナリン中毒者」
「人を寄せ付けないような環境を支配してみたいから」
「ファッション、音楽といった若者文化に大きな影響力を与える」
「自身の身体能力や度胸の限界を求める者たちに支持されている」
「スポーツという呼び方すら合わないと考えている」

エクストリームスポーツに挑戦する、この業界に属すということはどういうことなのでしょうか?

小林じゅんじくんの過去のコラムの内容に共感できる部分がありました。
(彼の小さな体、小さな肩からは想像がつかないほどの強い美しいアーリーマックは
今でも脳裏にやき付いています)
https://www.interstyle.jp/column/snow/2010/kobayashi/SNOW100215.html
型にはめられてしまったフリースタイラーになんの価値があるでしょう?
本来サーファー、スケーター、スノーボーダーは反社会的な遊びです。
反社会的だからこそ、ライディングや私生活を含めたスタイルが重視され、
多くのライダーの中から、リスペクトされたライダーがカリスマライダーとなり、
魅力的なスタイルを生み出していきました。
どれだけ滑りがうまくても、悪さのないライダーからは魅力を感じることはありません。
本当に横ノリが好きな人たちが楽しめるスノーボード業界を盛りあげられるのではないかと期待していますし、
自分たちもライディングだけではなく、いろんな方面で頑張って支えていきたいと思っています
良いことを語られています。真のEXTREMERです。

提案する側、供給する側も真のEXTREMERでなければなりません。
そうでないと真の需要と供給が成り立たないのです。
今回の初出展にて、こんなブースに目をかけてもらったり、お話して頂けた皆様、本当に嬉しく思います。
敬意を払います。

そして何よりも今回の出展に決断した、業界復帰に試みたのは
インタースタイル代表、長谷川さんがその業界にいるからです。
彼は人間像として完全にEXTREMERです。
彼あらずして、出展することはなかったと思います。本当に感謝します。

そして来年も出展していきたいと思います。
純血ではなく混血のクリエイティビティこそが、今のEXTREME、SNOW業界に必要で、
新しいコンセプトや今後のカルチャーを生み出せる、
自身がやらなければならないと確信しています。

EXTREMEのかっこよさとは何か?それは単純にカッコつけることではありません。
自身に強い軸、曲げないスタイルを持ち、勇気を出し、そして枠からはみ出すことです。
はみ出し者を受け止めてくれる業界、僕はここが好きです。EXTREMERです。

今回の出展をきっかけに何か気づき、感じてもらえたら嬉しいですし、会場内でSTYLEを持つはみ出し者が、
真の供給側のEXTREMER、カリスマブランドがもっと増えていくことを自分は願い提案していきたいと思います。

今回で最後になりますが、コラムを見て頂いた方々に自身の考え、思いが伝われば幸せです。
ありがとうございました。
ではでは、どこか山で会いましょう!!


来年、勇気のあるはみ出し者は何人いるのかな、、、REAL EXTREMER....FOREVER...
NeoBLK MAN’s Life 福山より



snow column福山正和
1回目 2011/2/2 『EXTREME SPIRIT 健在』
2回目 2011/2/9 『スノーボード カルチャー』
3回目 2011/2/14 『表現の場所』
4回目 2011/3/2 『皆様、この業界のどこが好きですか?』
 

 
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