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skate columnSNOW COLUMN 2012/2/13

 

丸地悦朗
1974年生まれ
アドバンスマーケティング 勤務
頭の中はだいたいスノーボードのこと、それ以外は右から左。
あとはレゲエが流れていれば最高です。
好きな技:tweak
1回目 2012/2/8 『よくいる(いた?)スノーボーダーの話』
2回目 2012/2/13 『アメリカと日本の違い』
3回目 2012/3/7 『引き続き・・・・・・アメリカの展示会』
4回目 2012/3/21 『スノーボードの魅力』

『アメリカと日本の違い』

こんにちは、
今回はSIA(アメリカのスノー関連商品の展示会)から戻ってきたところなので
それについて書いてみたいと思います。
簡単に言うとインタースタイルのアメリカ版ですね。
行きの成田空港ではYESのD.C.Pに会い、
Seattle空港ではRIDEのJake Blauveltを見かけ、
展示会に世界中からライダーが集まってきているような感じがしてウズウズしました。
夕方denverのホテルに到着すると
Mervin(LIB TECHやGNUの会社)のスタッフ達と合流してまずはカフェで一杯。
僕の英語の聞き違いでなければ、
これから展示会場に「ブース作りを手伝いに行くんだ」と言っていたのですが、いっこうに話は止まらない。
その中でもMervinのボスが一番しゃべるし、さらにハナシが面白い。
それでもさすがに展示会場の準備はいいの?と思っていると、
とうとう8時近くになって責任感のありそうなスタッフが
「そろそろ行かないとまずいだろう」という感じで動き出し、何人かがゾロゾロと動き出す。
しかし、半分くらいの人(全部で10人くらいいた)はやっぱり関係なく飲み続けている。
Mervinのボスの話はもちろんそんなことでは止まらない。
素晴らしいですね~、
会社のボスが楽しくしゃべり続け、飲み続け、手伝いに行こうとしない(笑)

やっと会場に入ると、
明日から本番なのでだいたいのブースは完成していましたが、
もちろんMEREVINブースはまだできていない。
さすがです、そんなの御構いなしに飲みながら、立ち話をしながらじっくりと仕事をこなしていきます。
そして僕達を見つけると仕事もそっちのけで歓迎してくれる。
日本なら忙しい時にすみませんというタイミングなのに、
みんな良くきたな―って感じで迎えてくれるあたたかい会社です。
でも次の日の朝、再びブースに行くと綺麗にできあがっていました。
11時過ぎまで作業したそうです。
でも今度は怪しい部屋を発見。
荷物を置くための部屋のさらに奥にはカーテンで仕切られた暗い小部屋。
ミラーボールが取り付けられ照明がピカピカして音楽がガンガンに流れています。
大きな冷蔵庫が2つも置いてあり、中にはPBRビールがたっぷり。
巨大なウォッカのビンもずらりと並んでいます。
さすがアメリカ人、楽しむことが一番です。飲みながら仕事しています。
さて夜はトランスワールドアワード発表パーティーがありました。
各部門の最優秀ライダーが選ばれ、
ベストビデオパートにはErick Jackson、
ベストライダーにはTravis Rice、
女子ではJess Kimuraが女子部門をほぼ総ナメ。
それから今年から始まったベストレジェンドライダーにはJamie Lynnが選ばれました。
発表中にTweakのシーンが流れると会場は今日一番の盛り上がりでした。
やっぱりこの人はみんなに愛されていますね。
ぜひ日本でもライダーを称えてあげる機会を作って欲しいですね。
海外に出て世界で認められている日本人もいれば、
国内でがんばっているライダーもいます。
スタントマンでも断りそうな危険なことを生身の身体で、
しかもスタイリッシュにやっているのですから、もっと多くの人に知って欲しい。
スノーボードはまだ歴史の浅いスポーツですが、
日本で最初にやり始めた世代の子供たちが今、スノーボーダーになっています。
こうして世代が一周すると本当の意味でのカルチャーが作られていくでしょう。
アメリカのようにスノーボードが人気スポーツになる日は近い!
かもしれません・・・・・。
ゴールデンタイムのTV放送を期待しています。



snow column丸地悦朗
1回目 2012/2/8 『よくいる(いた?)スノーボーダーの話』
2回目 2012/2/13 『アメリカと日本の違い』
3回目 2012/3/7 『引き続き・・・・・・アメリカの展示会』
4回目 2012/3/21 『スノーボードの魅力』
 

 
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