COLUMN
SNOW COLUMN 2013/5/22
畔田正志
42歳／富山県出身／スノーボーダー／環日本海構想持論者／思想家
日本海側ど真ん中、四季がはっきりし アイヌと大和の文化交わる地 富山県生まれ
小さなときから雄大な立山連峰を眺め育ちました
スノーボードをもって20数年 雪と温泉のある地、自然の残る各地を旅し
水と火と土、人、そして限りある世界のことをを考える日々
主な出演DVD：信越／ゆきめぐり／guesthouse／fantasticksession／八甲田／the wall
SPONCER：gentemstick／permanent union／green clothing／redi／matatabi handworks／t-tune／make yukiita／i-path／vine／lade／p01／KM4K 小嶋大輔／SOL／flare jeep&tent
1回目
2013/5/8
『静かな山域へ』
2回目
2013/5/22
『スキー場』
3回目
2013/6/5
『そのときは突然来る』
4回目
2013/6/19
『最終回』
『スキー場』
スキー場は 整地されたり木々を伐採して
ロープトゥ、リフト、ゴンドラなどが架けられ管理された場所
先のコラムにあげたバックカントリーなどとは違い
雪崩、落石のリスクが極端に少ないうえに
仲間と仲良くわいわい滑ることができ
セッション感がとても強くて自分は好きなんですよね
滑走のレベルが違っても皆でリスク少なく楽しめるって最高じゃないですか？
麓の町に向かってダウンヒル！
ここ数年の旅のテーマの一つにローカルスキー場巡りがあります
リフト一基だけや ロープトゥ、Tバーのみのスキー場にもいきます
北海道では無料のスキー場もありました
チケット買おうと窓口にいくと どうぞどうぞ みたいな
事務所無人で券売機のところもありました
飲食物の表示されたボタンの並びに一日券のボタンが並んでる。。
窓口でチケットを購入すると場内放送がかかり
◯◯さーん お客さんでーす
ゲレンデトップから作業をしていた係のお兄さんが駆け下りてきて
Tバーを動かしてくれる そんなスキー場もありました
申し訳なかったんですけど 人間味があって暖かいんですよね
ロープトゥ 無料！ そしてパウダースノー！
旅をしてた時にこんな事もありました
海沿いで雪板で遊ぶに手頃な斜面をハイクしピークに辿り着いたら
あれ？ロープトゥの降り場が？？？？
斜面を滑った後 回り込んでみるとそこには
谷間の冒険広場、、、あ、スキー場の看板がある。。。
谷間をつめていくと、、、
ありました スキー場。。
お客さんは一人。
60代の最近スノーボードを始められたという女の方がおられました。
こちら側のターンが出来ないの。とのことでアドバイスをし
何本か滑ってきました。楽しかったですよ もちろん
スキー場の名前はわからない ロープトゥ１基 無料
ノーリスクハイリターン 笑
チケット集め まだまだ増えます
☆☆☆☆☆☆☆
ナビがどうも苦手で
20年程の前に購入した地図を見ながら旅しています
なのでスキー場表記の場所にいくと すでに廃業されてるところも多々あり。
レジャー離れや不景気のせいでしょう 年々多くなっているようです。
多くの人が集まり賑わっていた場所が廃墟状態。
中には備品やレンタルの板までそのまま放置されてる所も。。。
廃業となると原状回復させるといった契約などもあったりします
リフトの支柱や建物を撤去するには莫大なお金がかかるために
それゆえに廃業でなく休業としているところもあるようです
場所によっては植生を元に戻さねばならなかったりするので
そりゃもう開発するより大変です
一度 人間が手を入れてしまった山はもう二度と元には戻りません
開発したあとは水質汚染や植生の変化となって
そこにいた動物達へ負担を強います
廃業し放棄されたスキー場
自分の春の外せない予定として スキー場のゴミ拾いがあります
ツリーホールやリフト支柱の根元には 吸い殻、ペットボトル、飴の包装など盛りだくさんです
吸い殻が一番多いですね
雪が融けたら出てくる ゴミゴミゴミ 2006年富山某スキー場
春の雪融け水は沢をながれ谷を流れ田畑を潤しやがて海へ
スキー場(山)で落ちたゴミもすべてがそうでないにしろ その流れにのります。。
どういうことか わかりますか？ 田畑にもそれらが流れ込むんですよ。
ポイってする人のほとんどは無意識です 悪気はない人がほとんどです
まれに悪意ある人もいるみたいですが。
シーズン終わってからも一度は自分たちの通うスキー場に行ってみてください
白ではなく緑のスキー場もいいもんです
気が向いたらゴミも拾ったりしてくださいね＾＾
くろだま
次回は そのときは突然くる です
畔田正志
1回目
2013/5/8
『静かな山域へ』
2回目
2013/5/22
『スキー場』
3回目
2013/6/5
『そのときは突然来る』
4回目
2013/6/19
『最終回』
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