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snow columnSNOW COLUMN 2015/9/2

 

石川敦士
1977,10,14生まれ37歳、埼玉県出身
身長:169cm 体重:62kg スタンス:レギュラー アングル:前+12/後ろ-12
高校時代の名門サッカー部で培った根性と、人一倍の努力でみるみる頭角を現すようになる。18歳からスノーボードを初め、2000年にはsclover3のメンバーとなり、今まで以上に技に磨きをかけ、2001年にはNISSAN X-TRAIL JAMに出場を果たす。以降、スノーボード専門誌、数々のビデオパートにも登場。2004年肩脱臼の手術により1年間のリハビリに余儀なくされるが、トレーニングに目覚め、復帰後の2006年には、SLOPESTYLEでは並みいる海外強豪ライダー達を抑え見事2位に輝き、2008年にはTHE SLOPEで優勝。2007年TOYOTA BIG AIRでは日本人予選1位通過。2009年TOYOTA BIG AIRでは本選10位。また世界でもコンテストに出場し結果を残すようになる。2009年には中国TTRとカナダで行われたTTR世界大会で表彰台にのぼる。
勢いのあるライディングとサッカーで鍛えた強い足腰でコンテストからシューティングでパーク、ナチュラルヒット、ストリートレールとすべてをアグレッシブにこなすベテランライダー。そして、スノーボード用品開発や営業活動にも積極的に行い、シーン全体を盛り上げて行こうという意識も人一倍強く、メーカーからの信頼も厚く、現在のスノーボードシーンを牽引している存在の一人。
スポンサー:QUIKSILVER、SPY、eb's、SAVAGE、SCORPION、雪番長、SKINS、GALLIUM、i-nature、勝田屋、RAVEN、SCLOVER 3 RIDERS
1回目 2015/8/18 『原点』
2回目 2015/9/2 『初体験』
3回目 2015/9/16 『同世代』
4回目 2015/10/7 『アラスカ』

『初体験』

2010年の夏
Quiksilverのグローバルシューティングでアルゼンチンに行く機会がありました。
そこでの出来事が色々と初体験が多かったので、良い思い出になっています。
まず、QuiksilverにはUS、APEC(アジア、オセアニア)、ヨーロッパと大きく分けて3つあるのです。
今回の企画はヨーロッパ主導で行われました。
だから、ヨーロッパの時間に合わせてアルゼンチン ブエノスアイレスに着かなきゃ行けない。
そして、どうやら国内線移動の後、バスとスノーモービルで移動らしい。
そうです。約1週間、山小屋での生活なのです。

成田~イタリア 12時間
イタリア 10時間待ち
イタリア~ブエノスアイレス 10時間
ブエノスアイレス~国内線 1時間
バス 8時間
スノーモービル 1時間
山小屋に到着…
トータル約48時間くらいかかりました。
で、山小屋生活スタート。
ライダーは
スノーボード
Mathieu Crepel、マルク Koski、ハンパス モッセッソン、ヤコブ、フレデリック Austbo、石川 敦士  
ski
キャンディット、ジュリアン
 
山小屋なので、電気は夜だけ発電機で供給。
風呂は小川の横に天然温泉が湧いていますが、泥。。
そのまま水温2度くらいに感じる川で泥を洗い流しておしまい。

毎日、スノーモービルで動きまくって、
大きな山で撮影して、雪のコンディションが悪くて、お茶しての繰り返しでした。
南米の冬から春にかけてなので、しょうがないかな。
  
 
  
コンディションがあまり良くなかったので、山小屋の夜はとにかく長い。
ハンパスに「ポーカーやろうぜ」と誘われ、
「知らないから、いいやー」と言っても、「いいからやろうぜ!!」と絶対断れない。
結果負けて、テキーラを飲まされる…
とにかく、酒が好きみたいです。
さすが寒い国出身のライダー達。
日本でいう雪国は飲んべえが多い。
その理論は世界にも当てはまります。
そして、タチが悪い…
これも日本も世界も同じ。
そんなこんなで頭を洗えない10日間が過ぎました。
いざ荷物をまとめて下山。
馬で…馬で!?!?!?雪道を!?!?!?下り坂を!?!?!?
1人1頭の馬で下山。
もちろん馬に乗った事なんてないし、とにかくレクチャーを5分ほど聞いて出発…
と言っても、聞いたのは進み方と止まり方。
手綱を引くと止まり。足でどうを蹴ると走る。
まぁなんとなく知ってるような事をレクチャーされ出発…
そんな簡単はレクチャーでしたが、なんとなく出来ました。
ただ、隣の馬が走り始めると、俺の馬も追っかける。
走りたくないのに走り始めると、ケツが痛くて痛くて。
あと、雪道なので、馬の足が「ズボッ」っとハマるけど、コケないのです。
3時間ぐらいかかって無事下山。。
いやー、馬ってすごいな~って感じましたね。
ホントに。
 
 


そんなQuiksilverチームは居心地の良いチームです。
今はみんなバラバラですが、いまだに連絡を取り合ってます。
今回のトリップは全てが初体験だった気がします。
日本語を話す機会がないのも、良い経験でした。
今の若者にもこのような機会を与えていって欲しいですね。

snow column石川敦士
1回目 2015/8/18 『原点』
2回目 2015/9/2 『初体験』
3回目 2015/9/16 『同世代』
4回目 2015/10/7 『アラスカ』
 

 
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