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snow columnSNOW COLUMN 2016/4/20

 

JT
1972年12月3日生まれ
ニュースクール全盛期の90年代初頭にスノーボードに出会い、がっちりロックオン。
その後プロライダー活動を経て、現在はCAPiTA, DEELUXEなどを取り扱う
カスタムプロデュース株式会社にてマーケティング担当。
1回目 2016/4/6 『変わらない(変われない?)何か。』
2回目 2016/4/20 『新時代スノーボードパーク&ボウル』
3回目 2016/5/18 『時代とともに』
4回目 2016/6/1 『Snowboarding Life』

『新時代スノーボードパーク&ボウル』

さて、今回は最近とても盛り上がっている
ライダー主催の新時代パーク&ボウルイベントについて書きたいと思います。
スノーボードは山で楽しむ遊びなので、
もちろんその究極は「ナチュラルな山をどう滑るか」ということになるんでしょうけど、
これはかなりハードルが高いです。
しかし、ありがたいことに日本には約400ほどのスキー、スノーボード場があり、
バラエティーに富んだ地形を楽しむことができます。
そして、そこにはたくさんのスノーボードパークがあります。
人工物の楽しさは、やはりそれ自体がトリックをするために作られているので、
安全に楽しくヒットできることですね。
みなさんもご存知のキッカーやハーフパイプ、レールやボックスなど
最近のゲレンデには楽しいアイテムが設置されていますね。
しかし、この20年くらいの間、パークはそれ程変化が無かったように思います。
パークの斜面に設置されたアイテムを上から順番にヒットしていくという縦ラインパークが一般的ですね。
これはこれで最高なんですが、何回も流しているとちょっと飽きてくるんですよね。
やっぱりラインが決まっているというのが大きな理由なんでしょうね。
トリックのレベルを上げていくのも簡単じゃないですしね。
どうしても練習っぽくなっちゃうところがあります。
歳を重ねるにつれてパークから離れていくスノーボーダーは多いのが現状です。
ところが!!
すいません。非常に前置きが長くなってしましましたが、
最近ついにパーク、人工物に新しいムーブメントが来ています!
春先になると日本各地で開催されているボウルセッションなどのイベントがそれです。
だいたいイベントのオーガナイザーはライダー達の場合が多いんですが、
イベントの日程に合わせてとてもクリエイティブな新しい形のパークを造って
一般のスノーボーダーに開放し、セッションを繰り広げています。
何が従来のパークと違うのかというと、
動画をみてもらうと分かりやすいのですが、その形状とラインの多さです。
スケートパークでいうボウルに近い感じです。
ラインも多数あって、いい物件になると一日中滑っていても飽きません。
ラインが多いということは、ターンの要素が多分に入ってくるので、
パーク内をターンで流してるだけでも最高に楽しいです。
もちろんジャンプする場所もたくさんあります。
そんな新時代パークなので、レベルも年代も幅広く一緒にセッションすることができるんですね。

僕のオススメは
長野県白馬エリアなら小松吾郎が主催する「ドリーム セッション」。

DREAM SESSION 2015 from okaken cinema on Vimeo.

フィルマーのyonefilmが主催する「マウンテン ウェーブ」

Mountain Wave 2015 at Hakuba47 from okaken cinema on Vimeo.

群馬エリアなら勝山尚徳をはじめとするミナカミディガーズが主催する「ミナカミ バイブス」

Minakami Vibes 2015 from okaken cinema on Vimeo.

北海道ならデカチョウが主催する「DKC ボウル」

dkcbowl 2016 from www.king-garage-magazine.com on Vimeo.

この辺のイベントは絶対オススメなのでタイミングがあったら是非遊びに行ってみてください。
絶対楽しいです。保証します(笑)。


snow columnJT
1回目 2016/4/6 『変わらない(変われない?)何か。』
2回目 2016/4/20 『新時代スノーボードパーク&ボウル』
3回目 2016/5/18 『時代とともに』
4回目 2016/6/1 『Snowboarding Life』
 

 
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