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 COLUMN
surf columnSURF COLUMN 2008/4/2  
川本 裕介(カワモト ユウスケ)
1978年生まれ フリーランスエディター
サーフィン業界とは遠く離れた自動車専門誌『LE VOLANT』編集部で雑誌編集のノウハウを学び、フリーランスエディターに。最近では、サーフィン雑誌『SURF 1st』をメインに活動させて頂いております。皆様どうぞよろしくお願いします。
1回目 2008/3/5 『パイプラインとワキタピーク』
2回目 2008/3/19 『SURFSKATER』
3回目 2008/4/2 『グランドチャンプ林健太と淡路島特産タマネギ』
4回目 2008/4/16 『板選び』

『グランドチャンプ林健太と淡路島特産タマネギ』

 って、相当意味不明なタイトルに振り向いてくれた皆さん、どうもありがとうございます(笑)。
「なんでこんなタイトルなのよ!?」とビシバシ突っ込みが入りそうですが、それは話の流れでご紹介させてくださいませ。

 実はワタクシ先週末、昨年度のJPSAグランドチャンピオン=林健太プロの取材等で、四国へ行ってきたのでありました。もっと詳しくお伝えすると、ケンタくんのサーフィンをプッシュし続けるサーフボード=SMACサーフボードのメインファクトリーが一新したのにあわせ、ファクトリー訪問取材へ行ってきたのでありました。

 徳島県が誇る日本屈指のリバーマウスブレイク、海部。そこからほどなく離れた場所に位置する“アイランド・パラダイス”では、SMACサーフボードをはじめ、複数ブランドのサーフボード製造を手掛けている。毎月100~150本ものサーフボードを製造し、日本各地のディーラーへと発送、ドメスティックブランドとしてのボード製造数は日本屈指とも言える規模なのであります。植田代表の案内の下でファクトリーを取材させてもらったのですが、驚くべきはその規模の大きさ、施設、そしてロケーション。那佐湾に面したファクトリーからは、緑一面の岬と美しい那佐湾の水面が一望できる。そんな抜群のロケーションから数々のサーフボードが生み出され、ここから生まれたサーフボードで林健太プロや間屋口香プロなど、日本を代表する多くのプロサーファー達が活躍しています。

 そんなSMACサーフボードの新ファクトリー訪問記事、そしてトップライダーの林健太プロ&間屋口香プロのインタビュー記事が4月末発売号のSURF1stに掲載される予定なので、みなさまぜひチェックしてみてくださいね!

…………………。
………んっ?
タマネギの話はどうしたって?

 実は今回の取材、林健太プロのインタビューも四国は徳島or高知周辺でやる予定だったものの、紆余曲折ありまして(というかスケージューリングミス?笑)、四国と本州の間に位置する淡路島で急遽取材を行ったのでした。この人生、波乗りの世界もそうですが、想定外のことってよくありますよね。目指していたサーフポイントに辿り着けず、迷子になった先で無人のパーフェクトブレイク見つけちゃいました的な。

 今回のノリもそれに近いものだったのですが、淡路島で初めてお会いしたケンタくんが、開口一番で、「淡路のたまねぎ知ってます? 生で食べても甘くて美味いんすよ!」と。

 えっ?切ったら涙流しちゃうあのタマネギ?
 生で食ったら食道&胃がヒリヒリするほど辛いあのタマネギがアマイ??
 そんなわけで、半信半疑なワタクシは早速サービスエリアでタマネギらーめんなる珍しいお食事を頂き、その甘さにひた感動!そして取材陣一同は、淡路タマネギ7個入りパックをそれぞれお土産で買ってきたのでありました。

 今回こうして予定外の淡路島へ行かなければ、そしてそこで林健太プロに会っていなければ、気付くことのできなかった淡路タマネギの甘さ。この運命的な出会い、このタマネギを育んだ淡路島の人々、そして淡路タマネギの世界を教えてくれた林健太プロに感謝です。

 …と、全国各地に無数に存在するエクセレントウェイブとのサーファー的(運命的)出逢い感を淡路タマネギへ強引に結びつけたところで、今回のコラムを終了します(笑)。

 2007年JPSAグランドチャンプがオススメする淡路タマネギ、みなさんもぜひ!


surf column川本 裕介(カワモト ユウスケ)
1回目 2008/3/5 『パイプラインとワキタピーク』
2回目 2008/3/19 『SURFSKATER』
3回目 2008/4/2 『グランドチャンプ林健太と淡路島特産タマネギ』
4回目 2008/4/16 『板選び』
 
 
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