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 COLUMN

surf columnSURF COLUMN 2017/1/6

 
Akira JET Nakaura
(プロサーファー/マルチクリエイティブディレクター)
10代の頃から日本代表としてサーフィンのオリンピックと評される世界戦に出場経験を何度も持ち、日本でいち早くエアー(波の上を飛び跳ねる事)を取り入れ実践したパイオニア的存在のプロサーファーである。日本を代表するプロサーファーとして活動している中、撮影、映像編集、DJ、楽曲制作を手掛けながら、更には自身のアート作品でウェットスーツのデザイン「JetDesign」や、サーフボードやストリートギアーにペイントをする「JetPaint」が2015年より活動開始。更には大好評の「JetPaint」を手軽に楽しめて自分でデザインを調整できるステッカー「JetDesign-STC」を2017年2月より全国発売する。<*販売代理店マニューバーライン>これまでのプロサーファーとしての経験を生かし、唯一無二のマルチクリエイティブディレクターとして活動している。
1回目 2017/1/6 『無駄な力を無くすことでサーフィンは上達できる!』
2回目 2017/1/18 『東京とサーフィン』
3回目 2017/2/1 『いつでもどこでもできるサーフィンイメトレ術』
4回目 2017/2/8 『JetDesign STC』

『無駄な力を無くすことでサーフィンは上達できる!』

はじめに、これから説明させていただく内容は
あくまでも僕の自論であり必ずサーフィンが上達できるものではありません。
素直な気持ちと努力、少しのセンスがあれば今後のあなたのサーフィンのお役に立てればと思います。
僕はここ数年全国で開催されているChannel Islands Surfboard Japanの
DEMO Tour(試乗会)や各種イベントに参加しています。
そこでは参加しているサーファーの皆様と一緒にサーフィンをしたりサーフボードについてお話ししています。
僕が使用するサーフボードは主に5’1”~5’4”のボードを使用しており、
171cmの僕にしては比較的短いと思います。
このサイズのサーフボードで膝波~(波質にもよりますが)ダブルサイズオーバー位まで対応しています。
よく皆さんに「よくそんなに短いボードで平気ですね?」と言われますが、
僕は逆に「よくそんなに長いボードでコントロールできますね?」っと思います。
初心者や初級者の方は別のお話になりますが、自分で方向転換できる方(中級者以上の方)で
マニューバーを意識したり大きいラインのサーフィンを目指すならばそれでいいと思いますが
僕が求めるサーフィンはより多くの波のバンクを見つけて飛ぶこと。
あとは、波の一番気持の良い所でカービンングやリバース、レイバックなどの
気持ちの良い所で気持ちの良い技を決めることしか考えていません。
そんな中その他に良く言われることがあります。
「どうすれば上手くなりますか?」
「どうすればそんなにスピードを出せますか?」
「どうすればエアーできますか?」などなど。
上達に関するヒントを求められることが多々有ります。
沢山の皆さんにお答えしていますが一番の近道は
「あなたのライディングしている時に体全体もしくは上半身や肩や腕や力を入れなくても良い所に
無駄に力が入っていますよ!もっとリラックスして!」と。。。
極端に言うと、
「一度何にも力を入れずに棒立ちになりずっとパワーゾーンにレールを入れっぱなしにしてみてください。」
と、よく言います。
そうすると何かご自身で感じる何かがきっとあります。
今まで無駄に力んでた箇所に気がついたりすると思いますよ。
そこから自分のしたいサーフィンの動きをしていくと
自然と少しでも無駄な力は無くなり自ずとスピードが増したり新しいヒントに気付くと思いますよ!
また沢山の海やイベントで皆さんと一緒にサーフィンやお話をできたら幸いです!
次回は、どんなお話しようかな!?



surf columnAkira JET Nakaura
1回目 2017/1/6 『無駄な力を無くすことでサーフィンは上達できる!』
2回目 2017/1/18 『東京とサーフィン』
3回目 2017/2/1 『いつでもどこでもできるサーフィンイメトレ術』
4回目 2017/2/8 『JetDesign STC』
 
 
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