interstyle magazine
 COLUMN

skate columnSNOW COLUMN 2009/3/4

 

荒井 Daze 善正
千葉県出身。
フィルムクルーACTPICTURESに出演。
百万人に一人と言う難病、慢性活動性EBウィルス感染症に冒され、
一時は死も覚悟したが、たくさんの人の協力と応援、
スノーボードへの気持ちで克服し、またスノーボーダーとして復帰。
その模様その後はdazeblog にて公開中 http://blog.goo.ne.jp/dazet/
1回目 2009/2/4 『スノーボードの可能性を感じた一日。』
2回目 2009/2/12 『幸せの基準 』
3回目 2009/2/16 『出会いと成長 』
4回目 2009/3/4 『No snowboarding No real life』

『No snowboarding No real life』


どうも!!とうとう4回目。今回が最終回です。
1回目は色々な手違いでドタバタの中、妙高高原に滑りに行っている最中に書きあげた。
2回目3回目もギリギリまで書けなかった。
俺みたいに学の無いスノーボーダーは文章を書く時にはギリギリまで追い込まれないと書けない。
今回も、もちろんギリギリ!
この原稿を書いている前の週にはパシフィコ横浜で行なわれたインタースタイルに参加してきました。
インタースタイルとは、スノーボード、スケートボード、サーフィンのいわゆる3Sのブランドが集まる展示会だ。
去年は入院していた為に参加出来なかった。
毎年展示会にはたくさんのライダーが集まって懐かしい顔に会える。
今回も8年振りの友人に再会したり、スケートのコンテストを見学したり、
最新のギアを見たりで本当に楽しい3日間だった。

また生きてこういった場に来れた事が本当に嬉しかった。
元気にインタースタイルに参加出来て、今こうして原稿を書けるのも
スノーボードを通じて仲間になった周りのみんなの支えがあったからだ。
たくさんの苦しかった思いを乗り越えて来たからこんな気持ちで居られるのだろう。
きっとこんな気持ちで居られるのも今だけだろう。
人間は本当に優れた生き物で嫌な事はドンドン忘れて行く。
きっと今の気持ちもすぐにフラットになってしまう。
だから闘病中から今までその時、その気持ちを書き残して来た。
病床は「生き残っていつかこの気持ちを伝えたい」と思い、闘病していた。
そして打ち勝ち、こうして書かせてもらったりする事が出来ています。
そして、4月には書籍本を出版する事になりました。
すべてはスノーボードに出逢ったお陰だ。

きっとスノーボードに出逢わなかったら自分からこういった思いを発信する事は出来なかったと思う。
スノーボードとはただ滑って「楽しい!!」だけのモノではないと思う。
自然と触れたくさんの出逢いをして人間を成長させてくれるモノ。
これからもスノーボードを通じてたくさんの事を学んで「活きて」、生きてくれるモノだと思います。

4回の連載お付き合いありがとうございました!
次のバトンは、Lilや誌面で大活躍中の同年代本格派女性ライダーの正野美由季ちゃんです!!
お楽しみに~

snow column荒井 Daze 善正
1回目 2009/2/4 『スノーボードの可能性を感じた一日。』
2回目 2009/2/12 『幸せの基準 』
3回目 2009/2/16 『出会いと成長 』
4回目 2010/3/4 『No snowboarding No real life』
 
 
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