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| COLUMN |
 SNOW COLUMN 2016/11/15
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『もとめられるもの』
雪の便りも入りはじめ、みなさまバタバタしはじめてきているのではないでしょうか。
今シーズンもいいシーズンにしていきたいものです。
さてさて、3回目今回はユーザーの方たちとの会話が盛り上がるこの時期に
よく考えちゃってることなんぞを書いてみます。
この雪の業界は、初春に試乗会や展示会等が始まり、オーダーが締め切られ、
残った雪や季節外れの降雪を楽しみながらGWの準備をしつつ、シーズンオフを迎えるって感じだと思います。
エリアによってさまざまだとは思いますがワタクシの住む静岡ではこんな流れがだいたいです。
その中で、目立ってきている現象、気になるところがあります。
近年は製品の情報がメーカーのオフィシャルリリースよりSNS等の方が早く耳に入ってきたり、
話題が先行しすぎてユーザーの方たちが勝手な先入観に頭を持っていかれ
趣旨と違った方向に、モノが発売される前から情報が独り歩きすることも多々あるご時世です。
止められないのが事実、管理することが困難なのが、この状態なわけで
マーケティングの仕事をされてる方々はさぞ大変なんだろうとお察ししたりもします。
それでも中にはそこまでを考えて情報をうまく操作できていることなんかもありますが
全体でみれば、難しくなってきていることは明確です。
よくある話、担当者よりユーザーさんのほうがフレッシュな情報持ってたりしますからね。
中には革新的なもののリリースもありますが、
出尽くした感のあるものを少しずついじって作られている最近のもの作り、
やはりエンドユーザーにはできる限り新鮮かつタイムリー、そして正確に届けたいのが心情だと思います。
もちろんできる限りのアンテナを張って情報をいち早くつかむ努力はしていかないといけないですが、
変えれる範囲、できることから変えていかなければならないこともあるのではないかと最近考えています。
いくらいいモノでも伝わりきる前に飽きられてしまうモノも多いですし、
とにかく一番伝えたいことが伝わりにくくなっているのも正直なところ、
やはり中身よりビジュアル先行なとこは多いですしね。
それでいて本当は、外見いじるより、中身いじる方がよっぽど大変で時間と費用もかけているのも事実です。
もちろん中にはしっかりとした流れで伝わって
リリースのタイミングでしっかりとユーザーのお手元になんて、てのモノもあるにはありますけど。
この世界じゃまれなんじゃないかな。
そこで、それじゃ、どうすればいいか？
そこをメーカーもディーラーも考えていかないとまずいんじゃないかと。
たとえば、先にも書いた基本となる流れを変えていくことなどや、
販売店、販売方法等のセグメント、知識、情報の共有など。
すべて、やれないことじゃないでしょうし、
独禁法って言葉持ち出して、なんでもありな売価変更、
どこででも売られてしまうリミテッドモデルに、ユーザーさんたちは魅力感じてくれますかね？
これじゃあ、最近トップの変わったお国の同業者さんたちが、くらったのと同じ。
あちらの何年か後を追っかけてるこの国、見えちゃってますよね。なんとなくですが。
たとえばもう少しだけ守備範囲守って、各分野、お仕事していけないものなんでしょうかね？
物販にしかりアマがプロをあらゆるところで脅かす時代、多少、まくられたって仕方ないとは思います。
だけどやられっぱなしになったら、そこでプロじゃなくなってしまうわけで、、、
下手したら、この職種もこれでは10年後に無くなる職種の仲間入りです。
たとえば、作りすぎ注意、採りすぎ注意、漁師や農家の方たちすべてのこととは言いませんが、
見習うとこなんかもある気がします。イレギュラーをものにしてきた方たちも多くいます。
だから正解の見えないギャンブルをしていくことも必要かもしれませんね。
基本、発信する側で生きていきたいので。
まとめて言い切るほど簡単ではないことなんでまとめませんが、また悩んでみようと思います。
何をもとめられているのかを。
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