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中村俊啓『第2回 皆様、いい雪滑ってますか?』

2019/02/27 tag: 中村俊啓

nakamura toshitaka photo

コラムをご覧の皆様こんにちは。
今年は暖かい日が多いですね~。
陽も長くなってきて春の訪れを感じる北陸、富山から、コラム二回目です。
よろしくお願いします。

前回のコラムでスノーボードを通しての旅から南極の話などを書くと言っていましたが、
あまりにも暖かい日が続き、思っていた事もあるので今回は「雪や環境の変化」について書いてみようかと思います。

 

本来なら二月は如月、暦の上では春ですが、寒さが一番厳しい季節と言われています。

自分がベースにしている富山県は海から山の距離が近いこともあって、水分を多量に含んだ雪が降る土地です。
過去には38豪雪や56豪雪など記録的な降雪が有る豪雪地帯でもあります。
しかしながら一昔前と比べて雪の降る日や量は少なくなっている気がしています。
長い長い地球のサイクルからすれば、自分が生きた三十数年間なんてちっぽけもいいところですが、体感として確実に少なくなっていると思っています。

nakamura toshitaka photo
(2月、立山連峰。自分が小さい頃は庭でかまくらを造って遊んでいたが、近年はシーズン通してもそんな積雪になる事は2,3回。今年は一回かな、、、。)

冬型になっても続かない。

温暖化なんて言葉が使われて始めて何年くらい経つのだろうか。
自分の滑るフィールドが広がったからか、単純に歳をとったのか、昔より雪や環境の変化に気を配るようになった。
なるべく環境にダメージ無く滑りたいとも思っている。

nakamura toshitaka photo
(立山の雷鳥。温暖化が動植物や昆虫など小さな生物に与える影響は大きい。彼らの生態が変化すると環境も変わる。全ての事柄は繋がっている。)

雪の中には新雪、こしまり雪、しまり雪、こしもざらめ雪、しもざらめ雪、ざらめ雪、表面霜、氷板etc...。
滑り手的に言うと、パウダー、ドライ、ウェット、クリーミー、アイシー、コーンスノーや、ゲレンデピステンなど色々で、そこに日射や風の影響、気温、時間帯などによって状況は様々に変化する。

nakamura toshitaka photo
(表面霜、放射冷却した朝に積雪表面に見られる雪の結晶。綺麗だが積雪内に埋まると厄介なヤツ。)

雪との出会いは一期一会。
いいタイミングで滑る為に日射、風、気温、斜面方位、前日までの天気推移、時間、様々な事象や自分のコンディションなど色々な事を考える。

どれだけ思考を巡らせて、準備をしても、相手は自然、予想外の事態は容易に起こる。映像はそんな一例。


(Denali Alaska 2015)
※映像データを共有出来ず、PCの画面を撮ってます。見づらくてすいません。
※この映像は全ての山行を終えて、麓のベースキャンプに戻った瞬間の様子。

 

地震、そして眼前あるMt.Hunterからの雪崩。
山中に居たらと思うとゾッとする。

自然は何があるか分からない。
だからこそ、少しでもリスクを下げる為に必要な準備をする。
後はタイミング。(その時の運も含め)
このタイミングっていうのはかなり重要で、一つの山行や一日の行動の中でベストな瞬間は確実にある。
それは山でも、ゲレンデでも変わらない。
その時、その瞬間の為に備える。

nakamura toshitaka photo
(目的の場所へ行く為に日の出前から動き出す。photo/kurodamaさん)

山を滑る為の準備は人それぞれ色々あるが、このコラムを読んでくれているあなたがもし技術や知識をアップしたいなら、ガイドツアーに参加するのも一つだし、地元の山岳会や、その地に根ざし滑り込んでいるローカルとお近づきになるなど、本気で求めれば間口は結構広く開いている。
(何処のガイドカンパニーも個性的で頼れるガイドが在籍しています。最近はガイドも増えています。自分にあったガイドを探すのも楽しいかも?※日本山岳ガイド協会のスキーガイドステージ2を所有しているガイドをおススメします。)
話がズレてきた、、、。

さて、タイトルに書いたいい雪とはどんな雪なのだろう?
自分で書いておきながら自分自身も考えてみる。
いい雪って何だろう、、、?
北海道の軽い雪や、本州でも冷えた日にあるドライアウトした雪、踏みごたえのある新雪、春のザラメ、コーンスノーも良いよなー。。。
思考は巡る。。。
まるで禅問答。

僕らが生活している日本と言う国ほど、四季が分かり易く、循環のサイクルが見え易い国は世界的に見ても少ない。
ストップスノーは難しいけど、雪板やsnowtoy、snowskateなど乗り物を変えれば楽しめる。

nakamura toshitaka photo
(joymt.awasuno2015 小雪の年、snow toyコースのみのイベントになったが楽しかった。 rider/cocoha harada)

どんな雪でも滑った後は笑顔になっているから不思議だ。

結局の所、楽しく一日滑れれば良いのだ。
雪があれば楽しめる。
仲間がいたらもう最高だ。
その土地らしい雪がいい雪なのかもしれない。

雪が降る事自体が、奇跡的で感謝するべき出来事なのだ。

これから僕達が考えなければいけないのは、地球規模で見ても恵まているこの環境を次の世代に残し、伝えていく事。

環境の為に出来る事、個人レベルで出来る事は小さくとも、みんなで考え、強くイメージすれば必ず良い方向へ向かっていくはず。

日本でもこんなプロジェクトが立ち上がっています。
https://protectourwinters.jp/
興味がある方は是非一読を。

ここまで読んでくれた皆様、ありがとうございます。
まだまだシーズンは途中、第二のハイシーズンなんて言われ方もしています。
春の雪も楽しいですね。
皆様、良いスプリングシーズンを!
web見てないで滑り行きましょう!笑
今回はこの辺りで。
また次回!

 

中村俊啓(ナカムラトシタカ)プロフィール
1984/08/26
レギュラー
立山の麓に生まれ育ち、シーズンを通して山に携わる生活を送る。
横乗りライフをひた走る中、17/18シーズンに南極大陸にて雪板をメイク!!
自然から受ける恩恵に日々感謝し、inputしたものをいかにoutputするかを日々模索中。
立山ガイド協会 所属 登山ガイド
国立登山研修所 研修助手
富山県登山指導員
雷鳥研究会
スポンサー:241/ k2snowboarding/ bush head gear
Instagram:@toshitaka_nakamura

 

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