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コラム

中村俊啓『第4回 これまでと、これからと、今、思う事』

2019/04/03 tag: 中村俊啓

コラムをご覧の皆様、こんにちは。
越中富山、立山の現場から中村俊啓、今回が最終回です。
中々テーマが決まらず、今の思いを綴っていったらまとまりのない文章になってしまいましたが、最後までお付き合いの程、よろしくお願いします。

スノーボードを始めて20年、山に上がるようになって11年の歳月が流れ、フィールドは変われど滑る事は相も変わらず楽しく、幸せな時間を過ごしていると感じています。

nakamura toshitaka photo
(立山雄山神社峰本社)

自分にとって思い入れの強い山域、日本北アルプス立山。
今のような山の便利屋さん(雪の調査、ガイド、登山道整備などなど)スタイルになる前、3シーズン程、立山の室堂山荘という山小屋にお世話になっていた。
友人に紹介して貰って入ったこの山荘、実はGREEN.LABのクルーや好きモノのバム達が集まっている、滑り手としては由緒正しき?山小屋だった。
山の事を全く分かっていなかった自分は先輩達から考え方や見方を教えて貰ったように思う。

nakamura toshitaka photo
(ito'hi'takashi&toshiyuki moriyama/黒部渓谷/2014)

春は小屋開けから始まる。小屋開けは文字通り雪に埋まった小屋を掘り出し玄関を開ける所から始まり、水を引き、お客さんの受け入れの準備をして、やる事は色々あるけど、自然の中で働くのは気持ち良い。
除雪も、今やっている雪の調査もそうだが、雪に携わっていると色々と分かる事がある。

nakamura toshitaka photo
(雪花/雪質や積雪構造など、雪は色々な情報を提供してくれる)

目線を上げて周りを見渡せば山、山、山。ラインをイメージしてしまうのは滑り手としては当然なわけで、、、。
そんな環境の中で仕事しながら生まれる会話と言えばやっぱり滑る事。
「今日は良さそうだねー」なんて一言から始まり、
「あそこいいんじゃない?」とか
「昼一ならあそこ、夕方ならアッチだねー」
「アプローチ時間はどの位かかる?」
「雪はどうかな?」
「光は?」
「天気持ってくれー」などなど。
日常の会話の中で考える機会や成長するチャンスがあったし、遊びだけど、みんな真剣。
立山には相当鍛えられたと思う。
自分にとっては地元の山だけど、日本中から似た者、好き者達が集まって、仲間が出来る。素晴らしい場所。
この地では沢山の出会いがあった。

nakamura toshitaka photo
(立山の仲間達/toshiyuki moriyama&masaki kubota)

スノーボードをしていたから出来た繋がりがあって、そこから始まった旅。23歳の時に行った初めてのアメリカ。世界中から集まるスキーバム達に初めて感じる人種のるつぼ。
世界には本当に沢山の人がいて、それぞれの思いがある。
当たり前の事だけどリアルに感じた。
そんな中で思った事は、自分にはやりたい事があって、出来る環境があるならそれをやろう、思った事をやってみよう、自分にしか出来ない事をやろうって事だった。
将来の身の振り方を考えていた自分にとって一つの答えの様なものを見つけたような気がした。

ありがたい事に自分の周りにはカッコいいと思う先輩が多く、沢山の方々から影響を受けた。(スノーボードだけなく登山やカウンターカルチャーの世界の中で)
自分も後輩にそう思ってもらえるような生き方をしたいと思う。

チャンスは色々な所に転がっている。
人それぞれの人生があって、中々思うようにいかない事も、当たり前のように滑る時間がない人もいるだろうし、小雪で滑れない事もあるだろう。
いつか自分にもそんなタイミングは来るとも思っている。
でも続けていればチャンスは巡ってくるし、大切なのは滑り続ける為のライフスタイルを作る事。
雪が降り続く限り、滑り続けるだろうと思う。

nakamura toshitaka photo
(photo/shin otsuka/立山2016)

人は目的があるから行動するように思うが、その原点にあるのは意志。
意志があるから人は行動する。
意識すること、イメージする事はとても大切。
世界中のどこにいても好きな事、やりたい事は出てくるだろうし、探究心は尽きる事がない。変わらない。
好きな音楽を聴きながら、好きな場所に行って、好きな人達と、好きな事をする。好きな事は人それぞれ。何でもいい。
誰かが言ってた「人生は旅だ」って言葉。その通りだと思う。

今年は小雪で思うように滑れないシーズンだったがそれでも季節は進み、麓では冬を乗り越えた動植物(人も)が活発に動き出す。

nakamura toshitaka photo

滑り手的には春は毎週のように地形イベントもあったりして楽しい季節。
個人的には富山のjoymtに始まり、群馬天神バンクドスラローム、長野dreamsessionに今年から始まる岐阜のHighbowl(行けなかったけどいつか必ず、、、。)
bowlやbank、parkにpipe、、、。

nakamura toshitaka photo
(photo/vings tobita/joymt.awasuno2019)

数年前に菅平、Davos牧場で仲間が集まって地形を作ってセッションしたDavos Campも楽しかったなー。


(film by KMP)


日も長くなり行動時間も長くとれる春は山を歩くにも良い季節。
お気に入りのスノーボードに乗って沢をまたぎ、尾根を越え、目的の場所へ。色んな所に行く。楽しみ方は自由。無限大∞

nakamura toshitaka photo
(薬師岳に向かって/taro furukawa&toshiyuki moriyama/五色ケ原2016)

好きな事を出来る環境に感謝しよう。
大切にしよう。
伝え、残していこう。
一人一人が意志を持って動けば世の中は案外簡単に良い方向に向かっていく、ような気がしています。
大切なのはイメージする事。

初めてコラムの話を貰った時は、誰かに読んでもらう文章を自分に書けるのか?しかもシーズンの最中に、、、。と正直少し考えたりもしましたが、今の思いをアウトプットする事が出来る機会も中々無いと思い引き受ける事にしました。
ちなみにこのコラムは三月末の立山室堂で書いています。(今年は雪の調査の為に例年より早く立山に上がって来ている)
数日前から雪が降り続き、外はホワイトアウト。中々外にも出れず、結果コラムを考えるには良い時間になった。笑

普段何となく考えている事を文章に起こすのは中々に大変な作業でしたが、古い写真を見直したり、文章にする事で自分の思った事や経験した事を客観的に見れたりして、とても良い時間、経験になりました。
哲君、繋いでくれてありがとう。
たまにしか会えなくても会えばセッション出来る日本各地の仲間達、先輩方、この場を借りて、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

最後にコラムをここまで読んでくれた皆さまへ。
まとまりのない稚拙な文章を、あなたの大切な時間を使って読んでくれて本当にありがとうございます。
山でもゲレンデでもイベントでも、何処かで会ったら声かけて下さい。
タイミング合えばセッションしましょう!

nakamura toshitaka photo
(立山夕景/2017)

次回のコラムは昔から仲良くして貰ってて滑りでもライフスタイルでもリスペクトしている富山のヨコノリスト、古川太郎君(bush/pranapunks)に繋ぎます。お楽しみに!

これからも楽しんでいきましょう!!
Have a wonderful day!!
good luck!!!

追記、新しい元号が発表されましたね。
平和な、良い時代にしてきいましょう!

 

中村俊啓(ナカムラトシタカ)プロフィール
1984/08/26
レギュラー
立山の麓に生まれ育ち、シーズンを通して山に携わる生活を送る。
横乗りライフをひた走る中、17/18シーズンに南極大陸にて雪板をメイク!!
自然から受ける恩恵に日々感謝し、inputしたものをいかにoutputするかを日々模索中。
立山ガイド協会 所属 登山ガイド
国立登山研修所 研修助手
富山県登山指導員
雷鳥研究会
スポンサー:241/ k2snowboarding/ bush head gear
Instagram:@toshitaka_nakamura

 

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