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コラム

中川淳『第1回 サーファーの声を届けよう!』

2017/04/19 tag: 中川淳

いつまでも、反対運動を続けるのか?
サーフライダーファウンデーションジャパンを国内有数の環境NGOに。
サーファーの声を届けよう! 

nakagawa photo

@渋谷・・・街中のグレーチングを覗くと、ほぼこんな感じだ。灰皿状態。気になって付近を観察すると、あるコンビニストアの駐車場のグレーチングは、ゴミが落ちない様にするためなのか?とてもピッチの狭いものだった。で、「グレーチング」「吸殻」と検索してみる。「タバコの吸い殻等の流入を防ぐ、究極の細目グレーチング」という商品がヒットした。

そんな商品を開発してる、志の高い企業が存在するのだ!

年間15万人のビーチクリーンボアンティアを有する公益財団法人かながわ海岸美化財団の調査によると、海岸のゴミのおよそ70パーセントは川から流れ着いたものだという。そして、川のゴミの大半がこのような排水溝から流れていることは、想像がつく。街中のグレーチングを全てその「細目グレーチング」に変更したら、それだけで、どれほど海岸がキレイになることか・・・ 

平成27年現在の漁業就業者数は166,610人(農林水産省WEB調べ)、対して私たちサーファーの人口は何人なのだろう?100万人とも200万人とも言われているが、明確な根拠のある数字では無いようだ。波情報各社のユーザー数の合計や各連盟の登録者数の合計などから、推定30万人のコアな層のサーファー人口が浮かび上がってくる。それだけでも漁師さんたちの2倍近く。私たちサーファーが力を合わせて、企業や行政が無視できない規模の市民組織(NGO)をつくり、社会性公益性のある活動を継続して示せば、この国の海岸環境の未来は、きっと素晴らしいものになるだろう。

日本野鳥の会の皆さんが野鳥たちを愛して森を守るように、私たちサーファーも立ち上がり、つながることで波と海岸を守ることができるのだ。

サーフライダーファウンデーションは国際環境NGO。つまり、海を思うサーファー達が立ち上げた世界的な市民の組織だ。私たちサーファーの純粋な目線が、他の市民のココロを動かし、やがて大きなウネリになり、海辺の環境を守る。そんなイメージをしてみてほしい。拾っても拾っても無くならない海のゴミ。原因を追究して、企業や国や行政と対話する。そんな組織に育てるためには、メンバーを増やして公益法人化する必要があるのだ。

みんなでメンバーになって、自然を守るために「こうして欲しい」と企業や国や行政に提案が(反対運動ではなく)できる組織をつくろう。

明日の自分のために、未来の子供達のために・・・

サーフライダーファウンデーションは、世界23カ国で活動している国際環境NGOです。
(非政府組織 : Non Governmental Organizations – NGO) つまり、国際的な規模で活動する環境保護を目的とした市民の組織です。国内においては政府を補完する役割を持ち、環境保護活動に重要な役割を担う市民組織です。

中川淳プロフィール

1965年生まれ、横浜市出身、高校卒業後に憧れの湘南へ単身移住、23年前の1994年に不動産仲介会社「ティーズ・ハウジング」を設立した。以後、長年にわたって「海辺への移住、ライフスタイルとしてのサーフィン」を発信し続けている。
2016年に一般社団法人サーフライダーファウンデーションジャパンの代表理事に就任したと同時に、同法人の活動拠点を湘南へ移転した。

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