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skate columnSKATE COLUMN 2015/8/5  

高山零央
1994年生まれの現在20歳。大阪を拠点に活動し、スケートに対するひたむきな姿勢と笑顔がトレードマークの高山零央。関西随一のスケートスキルを誇るアップカマーとして知られ、Expressionから昨年リリースされた”RIDE PRIDE”にて堂々デビュー。
instagram:leotakayama twitter:Leotakayama facebook:leotakayama
スポンサー:iS OLLiES, DVS shoes company, Chocolate skateboards,
NQS skate park, The bearings, Expression outfitters
1回目 2015/6/17 『ターニングポイントとスケートボード』
2回目 2015/7/1 『旅とスケートボード』
3回目 2015/7/15 『撮影とスケートボード』
4回目 2015/8/5 『未来』

『未来』

最後のコラムとなりました。
まず始めに、いつも見てくださっている皆様に感謝の意を表します。
今回で学んだことは、書くのって本当に難しいってことっす。笑
あと自分がまだまだ若いなぁと思いました。
そんな甘めの文章ですが、もう少しだけお付き合いください。
最後のコラムは色々書きたいことがあるけど、チーム立ち漕ぎについて書きたいと思います。
チーム立ち漕ぎとは森中一誠君a.k.a神を筆頭に、
ハンマーボーイ池 慧野巨と私、高山零央の三人からなるデコボコホーミークルーです。
名前の由来は常に全力全開!俺らは座り漕ぎなんてしてないぜっ!ていう気持ち。
そして少しだけダサい名前は、行動とスキルとやる気で魅せていく意志の現れでアリマス…
そもそも僕たちが結成したのは2年前の夏の日でした。
別に約束していた訳ではないのに、
関西から三人同じタイミングでlesqueハウスにお世話になるということがキッカケとなり、
一ヶ月近く三人+マー君&つかっちゃんと生活をしていました。
昼に撮影行って、夜に帰ってくる。
近くの激安スーパー・ジェイソンで買い込んだ飯に食らいつき仮眠、そしてナイトセッションへ…
そして帰ってきたらスケートビデオ鑑賞してチル。
lesqueのフィルマー、マー君がフリーダム無敵モードだったということもあり、毎日撮影していました。
ヒデ君やシャマ君とセッション出来たのも良い思い出です。
滑りすぎて毎日筋肉痛はもちろん、スポット構わず縁石の上でケヤキが寝だしたり、
雨の日に14時間くらい寝て昼夜が分からなくなったり、
風呂からフルチンのケヤキが飛び出してきたり…カオスな毎日でした。
そんな中、二人と着実にフッテージを残しながら
毎日切磋琢磨して最高に充実していた日々を送っていました。
それがチーム立ち漕ぎの始まりでした。
スケートボードだけでなく全てに言えることだけど、
自分と同じやそれ以上の熱を持った人と動ける時、最高に充実して楽しくなるんですね。
僕にとってこの時期はまさにそれでした。

そうして関西に帰ってからも普段からよく滑り、撮影に行きました。
年齢もバラバラやけど、スケートボードというツールで一つに…
主な移動中の会話内容は、
一誠君のメイク話かhall of meatをニヤニヤしながら見せてくる変態ケヤキが濃厚です…
二人とも世界照準なので半端ないです。
そしてあまりセンスがある方ではない僕の感覚も、2人と滑ることで良い方向へバグりつつある次第デス…

http://on.ted.com/Cuddy

有名なTED TALKのプレゼンで、ジェスチャーが身体に及ぼす影響についてのプレゼンがあります。
かなり良い話なんで、長いですが一度見てみてください。

fake it till you become it.

自分がそうなるまでフリし続けろってことなんですが、これはまさしくだと思います。
なりたい自分がいるはずの環境に飛び込んだり、演じることで近づいて行くわけですね。
脳が良い方にどんどん勘違いしていくし、そして周りもそういう風に扱うようになって…



もし自分がgirl・chocolateのファミリーになりたかったら…
DVSのUSチームに入りたかったら…
これからどう行動していくか、今日をどういう風に過ごすか。



スケートのトリックチョイスしかり、
人生の岐路で勇気ある選択肢を選べるかどうか、
毎日の小さな選択肢で良い方に選び続けられるかどうか…



僕はこの先、アメリカや他の国に行き続けて、色んなものを見て感じたいです。
各地でスケートしまくって、撮影したい。
大学を卒業したらLAに住みます。
他にSFも好きです。NYも行きたい!アジアもヨーロッパも行きたいところだらけ…!
妄想と夢は、自分で制限かけない限り止まりません。あとはlet's do this!っすね!


そんな僕のなりたい未来に向かって、
一誠君やケヤキ、ExpressionとiS OLLiESの仲間達と一緒に全力立ち漕ぎで向かいたいと思います。

拙い文章でしたがお付き合いありがとうございました。
そしてもちろん次に僕がバトンを回すのは、京都スイーツ男子代表 森中一誠君a.k.a神 です。
天才的オタク観を垣間見れると思います。笑

では全国の見てくださった皆さん、どこかで会ってセッションしましょう!スケートは最高です。




skate column高山零央
1回目 2015/6/17 『ターニングポイントとスケートボード』
2回目 2015/7/1 『旅とスケートボード』
3回目 2015/7/15 『撮影とスケートボード』
4回目 2015/8/5 『未来』
 
 
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