interstyle magazine
 COLUMN

snow columnSNOW COLUMN 2016/2/15

 

川井龍二
'75大阪生まれ、大阪出身、在住。スノーボード歴21年。ビール好き。
プレイデザイン代表。2001年にライフスタイ ルの中に優しくそして力強く、遊びに触れ合うことを、提案するブランド“P01®プレイ”を立ち上げる。四季を感じる街中でのスケートボーディング、焚火の季節でのキャンプレイ、そして冬の雪山での最高の遊びスノーボーディングを仲間との時間を大切に愛する。
19歳、TYPEAのNATECOLEのシグネチャーボードでスノーボードを始 める。
23歳、ドメスティックブランドH.I.D(エイチアイディ)を取り扱うシステムデザインに入社。
26歳、システムデザイン内で新ブランド「遊び」をコンセプトとしたP01®(プレイ)を立ち上げる。
30歳、システムデザインを円満退社してP01®,7OVE,3REE等を発信するプレイデザインを設立。
40歳、P01®15周年も終えて2016年新たな歴史を刻むために休日のスノーボーディングをより大切にする。
1回目 2016/2/10 『100%サンデーボーダー』
2回目 2016/2/15 『ブレるのかブレないのかブレさせられていくのか』
3回目 2016/3/2 『THE SNOWBOARD SHOP』
4回目 2016/3/16 『ローカル』

『ブレるのかブレないのかブレさせられていくのか』

ボクはブランドやプレイヤーの本質、スタイルも人間性も
なんでもブレることがあまりスキではないんです。
それはあくまでもボクの主観ですがブレてしまうと信頼が薄くなると思います。
事情があってもそこをなんとか乗り越えていきたいって思いながら生きていきたいんです。
理想論だと思うんですがそこはブレたくない、ただ世の中は基本ブレやすいことだらけだと思います。
ファッションや音楽。いろいろ、流行が支配する。
スノーボードもこの数年でもすごくみなさんにとっては変わってないかもですが
ボクにとっては、ブレていってるように思います。
ショップのバイヤーさんも昨年までヨーロピアンなファッションだったのが
今年はNYのストリートファッションになってたり、
BBOYなファッションだったのにいきなり超細見スタイルとか、、
ファッションに敏感なのか最先端を感じていたいのか、
そういったショップさんにブレないモノを預けることに不安と心配もあります。
逆にブレてないショップやバイヤーさんには安心と感謝があります。
お客さんも同じでブレる人はすぐいなくなりはります。
でもブレてない人は5年10年15年とずっとファンでいてくれはると思います。
ファンの方々は好きな理由がそこにあったから
そのブランドやショップを選んだりその出来事に愛着をもってくれてはるんだと思います。
ボクたちのような小さなブランドや量販店ではないプロショップのみなさまは
ファン感がしっかりあって流行に敏感だとしても
それを選ばない強さのある熱い人たちを大切にしないとダメなんじゃないかなと思います。
いてません?まわりに?ブレテないブランド。プレイヤー。お客さん。
ボクのまわりでカッコいいなって思う、プレイヤーやブランドは
ボクがスノーボードしはじめた時の印象とそないに変わっていません。
いつ見てもカッコいい。
そんな人たちでこの先のスノーボードの未来を築けたら
ますますスノーボーディングがカッコよくなり幸せだろうなと思っています。
ボクたちがやっぱり大切しないといけないことは、
ファンな気持ちを大切にしているお客さんが
カッコよくファンなスノーボーディングを続けれる「居場所」をつくっていくことだと思います。

5年前の写真。
今シーズンも万場スキー場のかつ丼とビールはボクのスノーボーディングに必要なモノです。



snow column川井龍二
1回目 2016/2/10 『100%サンデーボーダー』
2回目 2016/2/15 『ブレるのかブレないのかブレさせられていくのか』
3回目 2016/3/2 『THE SNOWBOARD SHOP』
4回目 2016/3/16 『ローカル』
 

 
Copy right © INTERSTYLE Co.,Ltd All Rights Reserved.