川井龍二｜スノーコラム｜ボードカルチャー＆ファッションのビジネス展示会：インタースタイル

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SNOW COLUMN 2016/3/16

川井龍二 '75大阪生まれ、大阪出身、在住。スノーボード歴21年。ビール好き。プレイデザイン代表。2001年にライフスタイルの中に優しくそして力強く、遊びに触れ合うことを、提案するブランド“P01®プレイ”を立ち上げる。四季を感じる街中でのスケートボーディング、焚火の季節でのキャンプレイ、そして冬の雪山での最高の遊びスノーボーディングを仲間との時間を大切に愛する。 19歳、TYPEAのNATECOLEのシグネチャーボードでスノーボードを始める。 23歳、ドメスティックブランドH.I.D(エイチアイディ)を取り扱うシステムデザインに入社。 26歳、システムデザイン内で新ブランド「遊び」をコンセプトとしたP01®(プレイ)を立ち上げる。 30歳、システムデザインを円満退社してP01®,7OVE,3REE等を発信するプレイデザインを設立。 40歳、P01®15周年も終えて2016年新たな歴史を刻むために休日のスノーボーディングをより大切にする。
1回目	2016/2/10	『100％サンデーボーダー』
2回目	2016/2/15	『ブレるのかブレないのかブレさせられていくのか』
3回目	2016/3/2	『THE SNOWBOARD SHOP』
4回目	2016/3/16	『ローカル』

『ローカル』

連載も最終回になります。宜しくお願いいたします。
最終回は『ローカル』の大切さについて想うことを書こうと思います。

先週末は西日本のスノーボーダーが集まり。
自分たちで話合い力を合わせている素晴らしいイベント。
毎年、鳥取県の雪山で行われている「ACT.vol.6 -東日本大震災復興支援チャリティーイベント」に
ボクたちプレイデザインも参加してきました。
東日本大震災後に西日本のサンデーボーダーが
ローカルのライダーと手を合わせイベントの参加者から募金を集め、
復興支援チャリティーイベントとして行われていて
パークセッションや協賛にライダーやブランドから集まった商品を
オークション形式で「参加者の気持ちあるお金」を「ACT.」で集めて、
東日本大震災復興支援として福島県CHANNELSQUARE 宮城県ストロングミヤギに送金しているイベントです。
6回目にして募金総額も今までで一番多く集まったみたいで、継続するということは本当に力だと思います。
鳥取、島根、のローカルの人たちが動き、
その周りの岡山、広島や愛媛、もちろんその近隣の都道府県やボクたち大阪から、
また来れない遠方の仲間やライダーからの想いを一つにしてとてもいい集まりだと思います。
スノーボーダーはそれぞれのエリアのローカルに助けられて安心して遊べるんだと思います。
いろんなことを気付かされ、モラルの中でのグレーゾーンな事も
ローカルがいろんなことを教えてくれたりすることだと思います。
それは人と人との繋がりを簡単に越えたり、
インターネットの交流だけではなく、実際に逢って一緒にスノーボーディングして
お酒など交わしたりしながらお互いの信頼関係が築きながらコミュニケーションを図ることが
『ローカル』を知ることと『ローカル』に良いことを教えてもらえることなんだと思います。
それはローカルなショップもローカルなブランドも同じです。
それはこの小さい日本の中で同じ気持ちでスノーボーディングしている人たちが
ローカルなコミュニケーションをはかれば偏らずのよりよい日本のスノーボーディングが産まれると思います。
それは日本がボクたちの「ローカル」な場所なんですから。
ただ小さいようで広いんです。
これからもスノーボーディングで繋がった人たちを大切にしていきたいと思います。

川井龍二
1回目	2016/2/10	『100％サンデーボーダー』
2回目	2016/2/15	『ブレるのかブレないのかブレさせられていくのか』
3回目	2016/3/2	『THE SNOWBOARD SHOP』
4回目	2016/3/16	『ローカル』