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コラム

加藤彩也香『第1回 原点。グッドセッションの始まり』

2018/08/22 tag: 加藤彩也香

こんにちは。加藤彩也香です。
RIDE SNOWBOARDSチームメイトの松井英ちゃんよりバトンを繋いでもらい今回よりインタースタイルコラムを執筆させていただくことになりました。
実際に雪山でよくセッションする横乗りの(人生の)先輩たちも数多く執筆していたこのコラム。
密かに楽しみにしていたので、こうして巡ってきてなんだか嬉しいです。感謝。

kato sayaka photo
photo:ryohiwatashi

“セッション”ってスノーボードしてるとすごくよく耳にするし使う言葉。
わたしはこの“セッション”が大好き。
一緒にスノーボードしたり、遊んだり、良い時間をいっしょに過ごしたり。
誰がイチバンとか、何がイチバンとかではなく、みんなで共有するいい時間の過ごし方。
みんなのアツくてカッコイイ滑りに純粋に上げられたり、失敗しても笑いあって出来るまで何度もトライする。高め合う。
滑り以外もね。
春になるとぽかぽか陽気のもと、お気に入りの場所の雪の上で板をひっくり返して座ってまったり景色見ながら色んな話するの。あぁ素敵だなとか、気持ちいいなとか、自然の移り変わりや変化、とても大切なことをはっと気付かされることや学ぶこともたくさん。これはスノーボードの大好きな部分のひとつ。

勝ち負けを競い争うスポーツじゃない、カルチャーとしてのスノーボードの側面。
スノーボードのこんなところがたまらなく好き。

kato sayaka photo

雪の降らない九州の佐賀県で生まれ育ち10歳からスノーボードを初めて今に至るまで、スノーボードを始めた当時からいつも足を運んでいたインドアゲレンデ、今はなきBIGAIR福岡や地元佐賀の人工雪の天山スキー場、北海道、白馬、カナダ、アメリカ、他にも沢山の色んな場所でセッションしてくれたみんなのおかげで今のわたしがいます。
よくセッションするひともいれば、そのときたった一回だけでも忘れられない一期一会の心に残る良いセッションをした方達も。
想い出すだけであったかい気持ちになれるその瞬間。
(みんな大好きです!ありがとう!!)

わたしのルーツである九州は、雪が降らない地域。でもそんなのはあまり関係なくって目の前にあるもので最高に楽しむ。そんなスノーボーダーだらけでした。ポコジャンや人工芝、ときには土の上も。
もちろん良い雪が豊富にあるのが最高だけど、『最高』って思う時間やその瞬間は自分自身で創れるのかもしれない。
それを教えてくれたのも周りのスノーボードの(人生の)先生たち。
白馬の隣町、すぐに素晴らしい山々に足を運べる大町に拠点を置いてスノーボードをする今でも、バフバフのパウダーだって、人工雪だって、バックカントリーだってゲレンデだってパークだって結局どんな雪でもどんな場所でも最高なんだ。
初雪が降ったときのあの胸の奥からギュ~ッとするようなワクワクも、ウズウズも、今も変わらない。

白馬でスノーボードする前までは12歳くらいから冬はほとんど北海道で過ごしていました。
クレイジーな8歳年上の兄と共に旅をしながら一冬車泊で過ごしたり、ペンションのお手伝いしながら滑ったり。
遠くから来た私たちを迎え入れてくれたローカルのスノーボーダーの方達。第二の故郷のような旭川には、親友家族のお家があって、帰る場所があるという幸せ。
近所の空き地の坂にキッカー作ってはひたすらジャンプしたり、大好きなスキー場のひとつカムイスキーリンクスの極上パウダーをゴンドラ回しでくたくたになるまで滑り続けたり。夜はGood musicなパーティに繰り出して純粋に楽しい時間をみんなと過ごす。
ほかにも数え切れないほどのグッドセッションがあったからこそ、よりスノーボードの楽しさも、学びも、新たなカッコイイものや素敵なものとの出逢いも広がったんだな。そんな時間が豊かな人生にしていってくれてるんだと心から想う。
わたしの宝物。

kato sayaka photo

いつしか、ごく自然に、ごくふつうに、今までグッドセッションしてくれたスノーボーダーのみんなや旅の中で出逢ったひと、ものこと、そしてそのフィールドである“自然”から与えてもらったことをじぶん自身もまた繋げていこうと想うようになってきました。
グッドバイブレーション。
日本古来の言葉で言えば『恩おくり』。
それがいま、じぶん自身の原動力となっています。
“セッション”っていうのはわたしにとってスノーボードの原点。
年齢も性別も仕事もすべての垣根を越えて今年の冬も、春も、また次の夏も秋も、たくさんのグッドセッションを沢山の方達と共に過ごしたいと想う。そんな瞬間を創り続けている先輩たちがまわりにたくさん居てくれるからね、その心も受け継いでいきたいな。
そこから生まれる笑顔の連鎖が、広がっていったらなお
最高だ〜♪

kato sayaka photo

 

加藤彩也香(Sayaka Kato)プロフィール
1992年10月11日生まれ 佐賀県出身
スノーボードや自然との関わりを活かし地球上にたくさんの笑顔を増やすキッカケづくりを天命とし、その和を繋げるプロジェクト「MANA」を進行中。
現在は長野県大町を拠点にマウンテンフリースタイラーを目指し枠に因われないスノーボードの追究を続ける。
自然、旅、音楽、綺麗なものやカッコイイもの、楽しいものが大好きな25歳。
RIDE SNOWBOARDS/ OAKLEY/ NEFF/ Airblaster/ (株)タカアキ/ おおくま産婦人科/ 三根コンタクトレンズセンター
Instagram:SAYAKA_419

 

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