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INTERSTYLE 2019
開催:2019年2月13日(水) 〜 2月15日(金) 
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コラム

鯨井保年『第2回 ウォーターマンと侍に憧れて』

2018/12/05 tag: 鯨井保年

宇和島港をあとにホクレア号は出港していった。
駿河湾を通り相模湾に入ったところで
カマヘレ号クルー 大先輩 内田正洋氏から電話が入った。

「ヤス!!すげー南風だーー!!
三崎に入る前に大磯か江の島に入港できないか?大磯と連絡をとってくれ!」

緊急連絡だった。
大磯の先輩に連絡を取り緊急入港の段取りを整えた。

その時の僕は塗装業の手伝いで屋根のペンキ塗りをしていた。
なんとその時のペンキの色がホクレア号と一緒だった。
思い込みなのか、目に見えるすべての もの こと が
シンクロしていった・・・。

結局大磯港には入らず三崎港にホクレア号は入っていった。
僕も三崎にホクレア号出迎えに行った。

三崎は明日の七里ヶ浜寄港の話で、すでにまわりは盛り上がっていた。

そして当日。
僕たちはアウトリガーカヌーで茅ケ崎から七里ヶ浜にむけて出航した
時間調整しながら江の島を超え、
腰越沖にさしかかったところですでに七里ヶ浜防波堤に大きな大漁旗を
かかげ準備している人達が沖からハッキリと見えた。
裏方でこんなに尽力している人たちがいるんだ・・・。
またまた心が熱くなる。
感動・・・。
そしていつになく沖はホクレア号を待ちわびる人たちで
わさわさ とにぎわっていた。

この七里ヶ浜 ホクレア号寄港 にはレジェンドサーファー 
日本を代表する田中五郎さん。大磯ビックウェバーズ 坂田さん。
あらゆるたくさんの人たちが七里ヶ浜入港を心待ちにし長い時間をかけ出迎えの準備をしていた。
以前から知ってはいたが ここまで大きく心 ある 船の出迎え方
海人 ウォーターマン 的な 新しく も 古い
深い絆 を感じる時間が流れている。
と認識した瞬間でもあった。

心躍るなかホクレア号を今か今かと待っていた。
そろそろ予定時刻。
水平線を見ながら沖で待っていると遠い向こうから1台のジェットスキーが
かなりの猛スピードで白い水しぶきをあげながらこちらに向かってきた。

これは間違いなく 細井隊長 だ!
そしてその向こうに白い船 カマヘレ号が力強く ホクレア号を引っ張っている。

きた!!サムライ船 カマヘレ 続いてQeen ホクレア!!!

茅ケ崎の大先輩 細井くんの先導と共にカマヘレ号は沖で
(陸から見えないところで)
いつものように曳航しているロープをホクレア号から離し ホクレア号単独走行にし七里ヶ浜入港に船首を向けた。

ひとつ自慢ではないが
僕らのカヌーが人力の乗り物で最初に迎えたカヌーと言っておきたい。
(どうでもいいことですが…笑)
そしてついにタイガーさんの願いが叶い七里ヶ浜入港が実現した瞬間でもあった。

kujirai photo

kujirai photo
photo by Jin Takuma

あらゆる人たちが沖にいるホクレア号に会いにいく。
サーフボード カヌー パドルアウトするサーファーの姿 パドラー
海という 一つ ホクレア という 一つ すべてがつながったひと時。
ホクレアの周りは にぎわい ごった返してみんな笑顔 お祭り騒ぎ!!

僕らはひっそり 混雑をさけ遠目から見守っているカマヘレ号に向かい
その幸せな にぎわい をカマヘレクルーとともに
宇和島でもらった 削りかまぼこ を食べながら見守った。
遠目から見ても みんな子供のようにたわむれバシャバシャ喜びに溢れかえっている。
この時の天気は晴天 波なし。海水は透き通っていた。

さぁ!
ホクレア号はタイガーエスプリさんの魂を乗せ、湘南の海人たちに別れを告げ
カマヘレ号に引っ張られ七里ヶ浜をあとにし、今回の最終地点港 横浜 に向け
舵を切る!
明日は三崎から横浜港に向かう!

ホクレア号を思うすべての海人が世界の海人が心ひとつになる時。
ホクレア号がハワイを出港し世界をまわり、南の赤道を通り日本海域にはいる!

 

鯨井保年プロフィール
愛知県生まれ 東海大学出身
学生時代トライアスロン・ライフセーヴィング部に所属
経歴
1994年 ビーチフラッグス世界大会(イギリス ニューキィ) 優勝
1996年 ビーチフラッグス世界大会(南アフリカ ダーバン) 優勝
2000年 大西洋横断(ポルトガル リスボン~マデーラ島~カナリア諸島~カーボベルデ諸島~カリブ海アンティグア島)
2007年 太平洋横断 ホクレア号サポート船カマヘレ号(横浜~パールハーバー)
2016年 ライフセーヴィング世界選手権(オランダ ノールドウェイク)
     ビーチフラッグスマスターズ部門 3位 

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