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コラム

伊藤雄和『第1回 しゃかりきコロンブスになりたくて』

2019/08/07 tag: 伊藤雄和

こんにちは。
前任のACT、大阪ダガーズのジュンペイ君から引き継ぎましたOLEDICKFOGGYのヴォーカル伊藤雄和です。何故にバンド風情の私がスケートボードについて語るのか、ダガーズのジュンペイ君から引き継がれたのか、疑問に思う方もいると思うので月並みですが順を追って説明して行きたいと思います。

20数年前全国のしゃかりきコロンブス達の間で大ブームを巻き起こしたローラースケートは私の田舎、静岡県は沼津市そこから二駅海沿いの片田舎にも伝播して来ました。末っ子の私には順番は当然廻って来ず兄達が遊び飽きる迄ただ指を咥え観ているだけでした。国道まで広がる田畑と荒地が沈み行く太陽によって紅く染められる頃になると漸く私の順番が廻って来ます。脱ぎ捨てられたローラースケートを見様見真似で履き月極駐車場のフェンスに凭れ掴まりなんとか一人で立ち上がるも西陽は残酷に私を横から照らしていました。ローラーの高さも加わったせいもあり私の影は随分と長く伸びていました。そしてあの音が聴こえて来ました。(五時のチャイムが鳴る直前に鳴るスピーカーにスイッチが入った様な音)と同時に「帰るぞ。」と兄。履いたばかりのローラースケートを脱ぎ私は涙を滲ませ家路につくのであった。

飲食店を営む私の生家は休日も両親は働いていたので祖父と出掛ける事が多かった。孫贔屓の祖父に先に起きたローラースケートの件を話しどれだけ惨めな日々を送っているか、どうしてもローラースケートが今後のボーイズライフにおいて重要なステータスとして必要であるという旨を伝え購めてくれる様にと懇願した所あっさりと観に行って見ようとなり田舎にしては大きなホームセンターの様な所に連れて行って貰った。お目当てを目指しスポーツ用品売場へ辿り着くとズラリとお目当ては陳列されていた。この中のどれか一つが自分の物になる!七歳ピュアボーイの私は至福の絶頂にいた。が、しかし、妙な気配を感じ視線を少しずらしてみると陳列されたお目当ての傍らにソレはあった。  つづく。

Ito Hirokazu photo

 

伊藤雄和(いとうひろかず)プロフィール
東京を拠点に活動するロックバンドOLEDICKFOGGY(オールディックフォギー)ヴォーカル&マンドリン担当。東京を拠点に小さなライヴハウスから、大規模の野外フェスまで、幅広く全国規模での活動を展開中。ライヴのオファーも非常に多く、年間ライヴ数平均約100本。独特な楽曲と日本語による歌詞の美しさにより、ライヴを目撃した全ての観客を巻き込む今、注目のロックバンド。尚、自身もスケートボード愛好家でありメンバー、スタッフ、知人、友人に多数のスケート関係者を含む。

 

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