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INTERSTYLE 2020
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コラム

higo-vicious『第4回 一生スケーター』

2019/11/20 tag: higo-vicious

最終回は、自分にとってのスケートボードについて書いてみようと思います。

初対面でも、遠くに住んでても、年齢が離れてても、「スケートボード」という共通の話題があれば直ぐ仲良くなれる。
高校生の頃は一人で東京に行き、雑誌で見たスケートスポットに行ってはローカルに何となく混ざって一緒に滑って、日が暮れる頃にはみんなと友達になってた。
また違う場所に行っても同じように友達ができる。

最初の会話はだいたいこんな感じ。
 A 「初めて会うよね?どこから来たの?」
 俺「熊本から…」
 A 「熊本って九州の?一人で?」
 俺「うん…」
 A 「マジで!!!」
そこからは「熊本ってどんな所?」「どんな所で滑ってんの?」「面白いスポットある?」「ラーメン美味い?」「カワイイ娘いる?」など怒涛の質問攻撃を食らいながら一気に仲良くなるパターン(笑)

higo-vicious photo
(17歳 原宿・神宮橋)

生活環境が変わったりスケートから離れたりで疎遠になった友達もいるけど、30年以上経った今でも一緒に滑って遊んでる友達も沢山いる。
特にINSTANT代表の本間さんなんて17歳で知り合って今でもライダーとして面倒見てもらってるし(笑) 

スケーター同士じゃなくてもスケートボードが出来るってだけで仲良くなれる。
ライブハウスにもスケートで行くから、デッキ持ってるとだいたい「何かやって」って言われる。ちょっと滑ってみせると、簡単なトリックでもスゲースゲー言って子供みたいに盛り上がってくれて嬉しかった(笑)

そうやって全国に沢山の友達ができた。

何で30年以上スケートボードに関わってるんだろう?
全然出来ないトリックにトライしてる時や、出来てたトリックが出来なくて何度もやればやるほどダメになる時もある。
もうスケート嫌いになってしまうんじゃないかと思った事もあった(苦笑)
けどそれって真剣に向き合ってる証拠なんですよね。
何と言うか、嫌いになるわけないんだけど、そのスランプ(壁)を超えたら更に楽しくなるような、そんな気がする。いや、そうだった!

よく「昔スケボーやってたんですけどオーリーで諦めました」って聞くんだけど、「オーリーの壁を乗り越えたら絶対楽しいはずなのに!もったいない!!」って心の中で思ってます。たまに言います(笑)
楽器もそうだったな。
課題曲で苦手な曲があって、必死に練習してるけど上手く弾けず「もう嫌だ!」って思った時、「お客さんはお金を払って時間作って観に来てくれるんだから、嫌いになるぐらいまで練習するのは当たり前だよ」って言われた。
その時「スケートと同じだ!」って思えて、言われた事を素直に受け入れられたおかげで嫌いになる前に弾けるようになって良かった。
壁を乗り越えるってこういう事なんだろんな。
なのでこれからスケート始る人には、せめてオーリーが出来るようになるまでは諦めないで続けてほしいと切に思います。

higo-vicious photo

さてスケートボードが東京オリンピックの種目になって、世間からのスケートに対する扱いが随分と変わりましたね。
コンテストの結果がテレビのニュースで放送されるとか、嬉しいような気持ち悪いような(笑)
自分が出てた頃のコンテストも今と同じく当然順位は決まるけど、それが全てって雰囲気は全然無かったかな。
自分は特に「魅せる滑り」これが出来たら順位なんかどうでも良かった。周りにもそんなヤツが何人も居た。
スポンサーも「順位なんか気にしないで自分らしく滑れば良いんだよ」って言ってくれる人ばっかりだったから、期待に応えたくて誰もトライしない事にどんどん挑戦してたな〜(笑)
おかげさまでその時の良い関係が続き、今でも必要な物は貰えて不自由なくスケート出来てます♪

スケートボードが競技スポーツとして見られようが、ストリートカルチャーとして捉えられようが、俺からしたらどうでも良い(笑)
俺にとってのスケートボードは、今の自分を作り上げてくれた大事な相棒であり最高のオモチャ。
もはや体の一部と言っても過言じゃないくらいの無くてはならない存在。
だからオリンピック競技になろうが関係なく面白そうな場所があればストリートもバリバリ攻める。

higo-vicious photo

スケートボードを始めて32年、「お前もスケボーやれ!」と先輩に言われて始めたあの頃の気持ちと何も変わらず、これからもずーっとENJOY SKATEBOARDING!

さて超売れっ子バンドマンでスケーター、OLEDICKFOGGYの伊藤から回ってきたバトン。
次はINSTANTのチームメイトでスケートの事で頭がいっぱいの最高の仲間、SITAMATI FILMのタマちゃんにバトンタッチ!
撮影の裏話とか面白い話が読めたら良いな~なんて思ってます。

higo-vicious photo

追伸
instant 本間さん、これからも世話になるよ!

 

higo-viciousプロフィール
1972年熊本市生まれ。
instant所属
AJSA公認スケートボードインストラクター
アパレルブランド「RISK」のオーナー兼デザイナー
TH eCOMMONSとアニパンクのBass
ロックDJ

 

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