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コラム

吉田尚弘 DKC『第4回 永遠的瞬間』

2023/03/01 tag: 吉田尚弘 DKC

前回まで、スノーボードの過去と現在こんな感じっていうのを書かせてもらいました。
では、これからスノーボードという遊びはどうなっていくのでしょう?

ジャンプやハーフパイプの技術で言えばもう、ほんとに昔ゲームでやってたようなトリックがリアルになりました。
当時でも流石にこんなことリアルじゃできないでしょって言ってた事が、練習を積み重ねるとできるようになるんだって、人間てすごいなとひしひしと感じます。
新しい分、他のスポーツよりもその進化具合は飛び抜けてるんじゃないかと思う今日この頃な訳ですが、これはどこまで進化するのか…。
陸上競技では世界記録がしばらく伸びていない種目も多くあるようですが、トレーニング方法がさらに確立されたり、設備が巨大化すれば回転数が増えるのでしょうか?
ビルみたいなジャンプ台の横で、回転数をカウントする為だけのスタッフが野鳥の会よろしく、カウンターを持って並んでる、なんて流石にちょっとシュールですが…。

また、スケートボードが根底にはあるものの、すでに独自の進化を遂げるトリック。
もはやスタイルと言うものは関係なくなってしまいそうなところを、まだまだそこはかっこつけてやっているライダーが勝ったりしてるのが嬉しい限りですが、この先は「ヨコノリのかっこよさ」と別のスタイルも出てくるに違いありません。
宙返りの伸身の綺麗さを競うようになった時、どんな顔して見たらいいのか、、、想像もつかないです。

では我々がいる柔らかめの場所はと言うと、サイドカントリー・バックカントリーへいざなわれるスノーボーダー(スキーヤー)が、本当に増えました。
パウダーを滑るのは確かに格別な思いができる体験なので、そうなるのは当たり前だとは思います。
オウンリスクで誰でもコース外に出ていく海外文化の流入もあり、スキー場の管理方法も変化したことも要因で、知識や経験がある人にはより滑りやすい環境になりました。
雪不足傾向とは言え、世界的に見て、標高の低い山でもパウダースノー確立の高い北海道。もはや世界中から貪りに来るようになってきてます。
欧米からはもちろん、アジアから来る観光客達も滑走欲が強くなりつつあるようです。この先どんどん観光客を受け入れ、増え続けるとどこを滑ればいいのか…。
雪も斜面も今あるホテルが満室になったら人数分に足りません。全く来ないでほしいとは思わないのですが、人が多すぎる所は、どこでもストレスを抱えるものです。
そのために覚えた多国語でルールやマナーをやかましく叫ばなければならないなんてゴメン被りたい所です。
朝からどこもギタギタに、リフトの料金も上がり続け、ちょっとした猫の額くらいのメンツルバーンに大喜びするようになったらもうおしまいです。

また気候変動も我々の大好きな雪遊びをおびやかしつつあります。スキー場が雪がなくて経営できない状況なんて誰が想像したでしょうか。
前途したパウダー遊びも気がつくとあっという間に終わってしまってます。雪はどんどん貴重で希少になっていくのでしょうか?
余談ですが、昨年の札幌の大雪は「某国がオリンピック用に気象ミサイル撃ってるからだよ」なんて冗談で言っていたら本当に人工気象操作システムがあって、ミサイルを撃ってたようです。
大会前は雪が降るように、大会中は晴れるように、とか…。もしかしたらそれがスキー場にとっての救世主なのか、逆に気候をおかしくしている一因なのか…。
検証は必要なようです。

そうだ、この際バーチャル空間に雪バースを作って、その中でバーチャルスノーボードなんてどうでしょう。
どんな大きなジャンプ台で飛んでも怪我はせず、でも臨場感や緊張感は味わえる。雪が顔に当たる感覚や、足の裏で雪を感じる感覚さえも再現、ハイクアップも必要なし、雪崩れる心配もなく、斜度や雪の柔らかさの設定も思いのまま。
スネークしてくる外国人もいない、高額なチケットとも無縁。いつでもどこでも安全に気持ちよーーくスノーボーディング!

暗い時間からブーツの紐を閉め、明るくなる頃には汗ばんだ体を冷やすことを考えながら、一歩ずつ斜面を登る。やがて見えてくる極上の斜面に少しだけ歩くスピードが上がる。
ピークからの眺めの視界は開けているが、ノールの向こうは記憶の中の映像と答え合わせが必要だ。
風を避け、太陽を待つ。バインディングのラチェットの締め具合は大丈夫か。無線をしまいドロップへ。
スピードは徐々に増し、やがてトップスピード。スラフを確認して沢地形へ滑り込む。後は真っ白。
合流地点でハイタッチ。ほどよい疲労と生を感じる瞬間。
この瞬間だけは、過去も未来も、ゲームでもバーチャルでもなく、かけがえのない絶対的な永遠的瞬間。

な〜んてカッコつけてみましたが、まあ要は、板の上に横向きに乗って、雪の斜面を重力に引っ張られるだけの遊び。
この先どうなっても、なにが幸せかを知ってしまったヨコノリ民族。
気候変動、世界的流行病や、現実世界とうまくやる方法を模索しつつ、何にも考えずに楽しめる瞬間が増えるために祈って、そのための行動をしていきましょう!
それでは!!!

 

吉田尚弘 DKC プロフィール
グラフィックデザイナー&プロスノーボーダー。
滑走活動のほか、イベント・スノーパークをプロデュースの経験も活かし、数々のスノーボードギアのグラフィックやスノーイベント・TV番組等のビジュアルを手掛け、雑誌「king garage magazine」の編集長。
自身のブランド「horizon」も20年継続中。UNITmfgライダー兼アートディレクター。
INSTAGRAM:個人(@dkc71) Horizon The Art Get Into(@horizon_the_art_get_into) King Garage Magazine(@King Garage Magazine) 

 

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