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コラム

松井英子『第2回 海外を滑ることの魅力と刺激』

2018/07/04 tag: 松井英子

海外でスノーボードすることはスノーボード観が変わるぐらいの衝撃です。
私は海外で滑った経験が多い方ではないけど、海外でのスノーボードに多くの刺激を受けて自分のスノーボードが変わっていきました。

初めての海外スノーボードトリップはカナダのウィスラー。
とにかく大きすぎる山に圧倒されました。

こんなに広いのか!
こんなところも滑れるのか!と。
1コース、1コースがこれまでの自分の知っているゲレンデではあり得ない長さに広さ。
ゲレンデマップがあんまりあてにならない。
トップ toボトムしたら30分ぐらい滑っていたような気が。
岩が出ていても、「めっちゃ岩あるで!自分で気をつけろ!」って簡単な注意書きが書いてあるだけ。
ツリーランのコースもあるし。
なんだこれは!?

と何もかもが新鮮でした。
このウィスラートリップでスノーボードの可能性が無限大にあること、フリーランっていうのはなんておもしろいのか、そしてパークアイテムのクオリティがハンパないと実感しました。

そして大きく違うのはルール。
日本のゲレンデとは違うルール。
海外はどこ滑っても自由。全てが自己責任ゆえの自由。
怖いけどワクワクする自分。
いろんな考える機会があって、スノーボードの可能性、考え方がまた広がりました。

初めてのウィスラーでのスノーボードは私にとって大きな刺激となり、フリーランがすっごい大事で、かつめちゃめちゃ楽しい!ってこと強くを体感して成長しました。
それまで以上にフリーランをたくさんしたことでスノーボードが上手くなり、海外で滑ったということも自信になって、その年の大会のリザルトも残ってライダーになるきっかけを得たシーズンとなったのでした。

さらにその夏、友達の誘いもあってアメリカはMt.Hoodへ。
ハイカスケードキャンプのDig to Rideで2セッションを過ごしました。
ディガーとしてハイカスケードパークを経験したことも自分のスノーボードの枠を広げるための大きな経験になりました。
日本でディガーはしたことないのに、トップライダーが集まるスノーパークでディガーをして滑って、本当にいい経験!
ビッグキッカーで並んでいた時のこと。前にChas Guldemond、後ろにDanny Davisがいて、さらにはアドバイスまでもらって忘れられない時間になりました。
ディガー作業もアイテム設置から撤去まで、なかなかハードやった。。
今でもあの斜面をよく手運びしたなあ、と感心します。

その年はディガーにBrandon Hobush、Dessiree Melanconらがいて、Jess Kimuraも滑りに来ていて、残り数日でPeep SHOWと撮影が一緒にできて刺激が多いトリップでした。
あー、あのビッグキッカーでBS540メイクしたかった!って懐かしい。

海外に行くといつもいろんな刺激を与えられて、自分が成長するのを感じます。
なので海外に行ける!となるとワクワクして仕方ないのです。

それから、これまででアメリカが4回(全て夏)とカナダが3回。

ニュージーランドもヨーロッパも経験できるならしてみたい。
チャンスがあれば行く!
主婦になってもやりたいことはやる!って気持ちはある。

なんと言っても、英語はポジティブワードなところがいいんです。
謙遜なんてないし、お互いを上げていく声かけをする。
「今のよかったやん!」「ありがとう!」で。
シンプルに、それが好きなんかもしれませんね。

海外での経験は自分を成長させてくれるし、海外に行くことで日本の良さも再確認できます。
私はスノーボードが好きな人はぜひ一生に一度は海外で滑って見て欲しいな、とオススメしています。
言葉の問題や費用などあなたにとって壁があるかもしれませんが、自分の可能性の枠を広げるために一歩、勇気を出してみましょう!

最近海外に行くスノーボーダーが減っている、ってことを耳にして、勿体無いなーと思うのでなんで海外にスノーボードに行くのか、っていうことを書かせていただきました。

自分の殻を破る、ってことで今回の写真は初めてのストリートスノーボード。
2014年。
廃墟を飛び越える!
飛ぶまでは心臓飛び出そうやったけど、こうやって形に残るとほんまに嬉しい。
RIDEのユーザーカタログに写真を使用してもらった思い出の1枚。

matsui eiko photo Photographer/ Ryo Hiwatashi
Photographer/ Ryo Hiwatashi

こちらはストリートじゃないけど、2018年4月のAfter Vibesにて。
同じカメラマンつながりで。
ジャンプはやっぱり気持ちがいい。
なんとも言えぬ浮遊感、そして自分がかっこいいと思う形に絞って行く。
その瞬間を捉えてくれるカメラマン。
なんと贅沢な。
すごく気持ちいい瞬間を捉えてもらったこの春の思い出の1枚。
亮くん、ありがとう!

matsui eiko photo Photographer/Ryo Hiwatashi
Photographer/Ryo Hiwatashi

 

松井 英子(EIKO MATSUI)プロフィール
1983年5月24日 大阪生まれ大阪育ち
23歳でスノーボードにはまり、脱公務員。24歳から10年、雪山篭りする。
「一生スノーボードしてたい」と34歳で大阪から群馬の沼田に移住、結婚。
夏は看護師、冬はスノーボーダー。フットワークは軽めで各地に出没。27歳でライダーとなる遅咲きライダー。
スポンサー/AIRBLASTER,RIDE SNOWBOARS,DORCUS TOP BREEDING SYSTEM,CG Habitats,KM4K,湯沢沙羅,ARCADE BELTS.SANDBOX,39Factory,ポキポキ堂,Bluer,iS OLLiES
スノーボードライフ fun-snowboard.com
Instagram:@eiko5eiko 
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