こんにちは。前回に引き続きコラムを書かせてもらうジュンペイ(芳田純平)です。
前回はOSAKA DAGGERSと呼ばれるようになる前の話。
まだ「ラジカル～～」をスローガンにラジカル軍団？集団？と呼ばれ変てこな事ばかりしていた時代の話。
OSAKA DAGGERSになっても変てこな事は未だにしていますが...
それでは第2回スタート
特に誰がメンバーと言う事は無かったのですがOSAKA DAGGERSと呼ばれだしたころの写真
OSAKA DAGGERSの今現在のメンバー
もうかれこれ「OSAKA DAGGERS」と呼ばれるようになって15年、いやそれ以上かもしれません(うる覚え)。
一番はじめはHEROIN SKATEBOARDSのボスFOSの友人で
横浜スプーンズのサイモンが「浪速 DAGGERS」と呼んだのがきっかけだったみたいです。
他の外国人には"浪速"は覚えにくく、その後HEROIN SKATEBOARDSのボスFOSによって
OSAKA DAGGERSという名前が付けられ、それが浸透していきました。
ちなみに浪速とは大阪の中心部をさすみたいです。まさに三角公園で滑るスケーターは浪速その物！！
由来はズバリ「THRASHIN」と言うスケートボーダーを題材にした映画の中の悪役。(笑)
皆、切りっぱなしのGジャンにタイトなズボン、耳には短剣のピアス。見た目メチャメチャ悪そう。
髪の色は赤、緑、青。髪型はみんなモヒカン、ドレッド、スパイクだしTシャツはボロボロ、パンツはタイト。
その風貌がサイモンやFOSには映画に出てくるダガーズとリンクしたのでしょうか。(笑)
そして一番最初に出たTシャツがコレ。
胸はHEROINのボスFOSのデザインを使い、WHATEVERでバックプリントをデザイン。
日本の西、大阪をイメージしアメリカの西海岸のスケートシーンをデフォルメ
その名も「WEST SIDE STORY」。
その後チョッパー氏によりOSAKA DAGGERSのデザインもレイアウトしなおされ今のデザインになりました。
そのころ自分はと言うとそんなチョッパー氏のブランドWHATEVERで働き始めます。
当時は工場長という名前で手作りのアイテムを全て任されていました。
僕が作った中でも一番有名になったアイテムが
某大手セレクトショップでも取り扱いされていた「ケミカルリストバンド」。
開発、サンプル製作、生産まで全て任されて作っていました。
当時はケミカルリストバンド、今は無きフェルトリストバンドを大手セレクトショップに卸すのに
1度に1人で大量に作ったのを思い出しました。
OSAKA DAGGERSはと言うと相変わらずの変人集団っぷり。
そんなこんなでOSAKA DAGGERSの活動をする事数年、遂にその日がくるのです。
HEROIN SKATEBOARDSからリリースされた
「VIDEO NASTY」のボーナスに入っているハマジ氏エディット版チョッパーパートが
あの有名スケートボードウェブサイト「THE BERRICS」に紹介されるのです！！
当時は日本人ではまだ見ぬ快挙となります。
その数か月後に「THE OSAKA DAGGERS at Triangle Park」が
またしてもTHE BERRICSで紹介され当時ではかなりの快挙、イイネ数約1万イイネが付きます。
ちなみに3:12辺りから僕も出てます。
世界でもOSAKA DAGGERSの名前が轟く事になるきっかけになったのがこの動画。
その後もチョッパー氏の「リーバイス」等々が
THE BERRICSで紹介されOSAKA DAGGERSは世界中に名前が知れる様になっていきました。
ちなみに先ほど紹介した「横浜スプーンズ」との三角公園でのスケートゲームも
THE BERRICSで紹介されています。
その後更なる快挙をOSAKA DAGGERSが巻き起こす事になるのですが、それはまた別の話。
それではまた次回。
ジュンペイ(芳田 純平)プロフィール
大阪在住
OSAKA DAGGERS HEADSHOP WHATEVER-SHOP勤務
「ACT」と言う名義で鞄アーティストしながら、鞄をメインにしたアパレルブランドを展開
「OSAKA DAGGERS」のグラフィック、プロダクツデザインもする。
Instagram：@actws
