interstyle

INTERSTYLE 2025
開催:2025年2月12日(水) 〜 2月13日(木) 会場:パシフィコ横浜詳細 »
開催:2025年2月12日(水)〜13日(木)
会場:パシフィコ横浜詳細 »

アクセス

交通案内
宿泊案内

Youtubeチャンネル

INTERSTYLE movie

コラム

HOLHY a.k.a. Hayato Hori『第2回 ローカルトーク』

どうも!HOLHYホーリーです。
第2回です、今回は今アトリエのある松戸近辺の、主に柏市の話をしたいと思います。

前回は、Elemet Skateboarding Japanと制作させて頂いたMake It Countコンテストの壁画や、柏しょうなん夢ファームのランプの壁画などの絵を載せてはいたものの、あまりスケートに関して触れる事が出来なかったので、今回は自分の好きな店と最高な休日のルーティーンを、提供させてもらっている作品と合わせて話したいと思います!あくまで自分が、石川県出身であり大阪、埼玉、茨城で少年期までを過ごし、青年期を柏、松戸近辺に引っ越して来たため、どこがローカルかと言われると難しいのですが、基本は取手市、柏市でスケートしてました。特に音楽も盛んだった柏市はバンドマン時代にはSTUDIO M 5thには、週3日は通っていました。伝説のバンドであるヌンチャクから始まり、ディープスローターやカモメカモメはリアルなアーティストだと感じますし、同時進行で進化してきた柏スケートボード創世記はかなりハードなものだったと伺っています。これはカルチャーを好きで、楽しみたい人間には最高な事ですよね。そこら辺から何をチョイスして自分らしくいたいか、お洒落したいかは、探して見つけて楽しんじゃって下さい。自分は世界中どこにいってもカッコイイ、楽しく遊べてるローカルのアーティストを見る事が何よりリアルだと思っています。この柏に関して諸々詳しく知りたい方は是非49n(よっ君)のBatsu Skateboard Shop(バツ スケートボードショップ)や、トンさんがやっているTIME SHOCK(タイムショック)で色々聞いてみるといいと思います。もう10年以上前となりますが、大好きだったCLUB warter やLuzroots、ライブペイントを毎月のようにやらせてもらっていた(今でもある)Bar AzitoやBar Filter、Dining Bar ROOFに加えて、日本爬虫類雑誌のボス、キョウヘイさんのいるAmerican Vape Shop。そして近年特にお世話になっている、サクラメント MIKUNIさんと繋げて頂いた焼き鳥屋さん Tsukasa(つかさ)は、店に行くと「Hi Holhy! How’s going?」と、いきなりアメリカなカズエさんのお店。焼き鳥はもちろんいつ行っても美味しいです。カズエさんいつもありがとうございます。そしてそして、常に超ポジティブバイヴス、ヨウスケさんの iii3、愛情200%リアルイタリアンが食べれるヨシさんのセレーノなどなど、たくさん良いお店があります。皆さんほんとアツく生きてます。有名な夜のスケートスポット柏駅前「二番街」へ行く前や、柏しょうなん夢ファームの帰りなどに、良かったら是非、立ち寄って見てください。和食、洋食、餃子、ラーメン、なんでもあります。

そんな柏をプッシュしたデッキがELEMENT SKATEBOARDING しかも全世界で発売となりましたので、載せておきます。欲しい方はご一報ください。

HOLHY a.k.a. Hayato Hori photo

話戻りまして、「休日」についてです。休日は、社会人にとって何よりも大切な、超貴重な1日だと思いますが、真面目な話、大抵スケートボードの仲間と待ち合わせすると1時間くらいは遅れたり、雑談したり、何故か出だしから午後の事がほとんどです。そうならないように、最近は一人遊びが増えて来ているのですが、午前中。特におすすめなのが「柏しょうなん夢ファーム」スケートパークです。春と秋はマジで最高です。夏は蚊がいるので、これは超ケアする事必須。休憩中に数カ所は一瞬で持ってかれます。で、この下の写真はそこにあるランプを、ここがパークとしてオープンした際に製作したものですが、実はもう削れまくって跡形もありません。しかし、たくさん滑ってここが繁栄してる、そういう事を感じれるのが、むしろ嬉しい感じです。

HOLHY a.k.a. Hayato Hori photo

HOLHY a.k.a. Hayato Hori photo

ここは柏市内ではありながら、街から離れた森の中にあるキャンプ場で、やたら空気も良く、近所に家を建ててはいけない区域のため大騒ぎOKな場所です。もちろん利用してるの迷惑にならないようにですが、かなりの人数で行っても毎回楽しいです。音楽のフェスなんかもやったりしてるようです。店長はクドウさん。店主もセクションも独特でユニークですし、スカイアスレチックという子供が号泣するレベルのアトラクション付きで、作った社長は、相当ぶっ飛んでいるというか、面白い人たちです。柏のロコはだいたい週末よくいるようです。BBQやキャンプ施設、車で10分ほどで温泉もあるので、どんな時間帯でもおすすめスポットの一つではあるのですが、自分は午前中の空気感が好きです。スケートしない人も是非一度来て見てください。

HOLHY a.k.a. Hayato Hori photo

近年はエレメントの大会Element Skateboarding Japan [Make It Count Contest]も行われていて、そこでの壁画も担当させてもらいました。エレメントの世界のライダーが来た時はクリスコルボーンやナッシムとは会話も出来てすげー楽しかったし、今でもインスタでやりとりしてくれるので、貴重な時間でしたし、感謝は尽きません。改めて今井さん、ナオヒロくん、ライダーの皆様、いつもありがとうございます。自分は、朝ここ来て少しやってから、Batus Skateboard Shopに行ってという流れが好きです。

HOLHY a.k.a. Hayato Hori photo

Batsu Skateboard Shopバツ スケートボードショップ、ここは間も無く1周年をむかえる新しいお店で、もともとComposite Magをやっていた49n(よっ君)のお店。よっ君は、スケートフォトグラファー49nという名義で、SBskateboardjournal、Transworldskateboardingjapan、ERmagazine、LAPOVERmagazine、VHSMAG、OLLIEmagazineなどの数々のメディアやREDBULL、ELEMENTなどの企業PRにも写真を提供してる人なので、かなりスケート詳しいです。商品もかなり入れ替わるので、欲しい物があればソッコーゲットするべきかと思います。そんなイケてる商品が揃うバツ スケートショップですが、おそらく一番有名なのは、「#本日のガールズ」でしょう。インスタでこのシリーズでフォローしたという人の声はメチャクチャ聞きます。ガールズが増えるのは良い事ですが、都内にいて柏の話をすると、大抵この話に行き着くほどです。ガールズの重要性は恐ろしい。しかしホントにここでカップルになったスケーターもいるので、チャンスはあるかもしれません。場所は駅から徒歩8分。プッシュで4分。線路沿いをまっすぐなのと、そこまでの路面も悪くなく、行きやすいです。コーヒー、コーラやビールなどの飲み物は、常に販売しておりますので、昼からゆっくりしたい時にも気軽に寄れる感じも◎です。

そこから自分は松戸へ帰りつつコーヒーを飲みに、南柏へ。

HOLHY a.k.a. Hayato Hori photo

HOLHY a.k.a. Hayato Hori photo

自分が南柏に住んでいたのは8年前。南柏駅前にあるヤングボウルでよくフラットやって、タリーズコーヒーでお茶してました。裕福でもなかったのに、相当な金額をここに投資していると思います笑。チェーン店ですが、ついつい行きたくなるイイところです。
当時ここのタリーズコーヒーでは、ライブペイント×ミュージシャンでよくやってました。そこでたくさんの仲間が出来たことも懐かしいです。南柏駅前で滑って、タリーズコーヒーでよくチルしていたら、そのまま仲良くなり、コラボレーションの話も出て、タンブラーも販売して、展示も数回しました。タンブラーは100個作ったのですが、即完売。そのつきはタンブラーの売上全国一位になったと言われて、初めてのブランドコラボは大成功。イイ思い出です。展示の時は3万円以上するキャンバス作品も何枚も売れたり、ほんとうに嬉しかったのを覚えています。人の縁には感謝つきません。こういったことが自分を成長させてくれたと思います。

このタリーズでの絵は少し昔のもので、現在とは若干スタイルが違っています。1年ペースで住むところが、国内外問わず変化していたため、やっぱり絵も変化してきているんですね。人にもよると思いますが、描く場所が変わると感覚もかわり、自分はそういう土地によって特に「色」が変わります。だから住む土地との相性は、かなり気にします。一番上の写真、スケートランプや壁画に使っているタイプのタッチの絵になったのは、4年前です。福井県に住んでいた頃なのでこれからもまた変化するかもしれません。そんな変化を楽しみつつ、ライフスタイルに合わせて、自然と出て来た絵で、そこにいる人との生活を楽しくしてくれるこの感じが、自分らしくいれば良いと思っています。これはスケートボードのテクニック以上にカルチャーから学んだ大切な要素だと考えています。それがいまの暮らし、仕事に繋がっている事、絵描きといえども見た目よりもバイヴス。この感覚は忘れずに常に精進したいと思っています。
この絵を描いていた昔も毎日必死に働いておりました、その当時は営業マンをやっていて毎日商材を売りまくってました。そこからいまもスケートの仲間であるTokoyaトコヤ君と出会い、HAM(Hataraite Aiterujikannde Monotsukuru ・働いて 空いてる時間で もの作る)Crewを始めました。もともとトコヤくんが、HAU(Hataraite Aiterujikannde Skatesuru・働いて 空いてる時間で スケボーする)というCrewもやっていて、このチームは構成員全員が、「働く」という事が重要であるとして、その一番大切な価値観を、いかにふざけて、皮肉るけど、オシャレなものにしようか?という試みで、っていう感覚を共有してました。やっぱりスケーターって感覚がいいなーと思ったものです。あともうちょっと自分がスケートが上手かったら有名なcrewになれてた気もします笑 Tokoyaトコヤ君はあだ名の通り床屋さんで、千葉県柏市にある昔ながらの床屋さんヘアーサロン ベスト モリタのスタッフ。柏市の増尾駅から徒歩2分のとてもイイ感じの昔ながらのとこやさん。こういう床屋で髪を切ってもらうのも柏の自分周りのロコの中では定番で、こういうところも柏の良いところだと思います。かっこいいってそういう事かなと思います。

HOLHY a.k.a. Hayato Hori photo

HOLHY a.k.a. Hayato Hori photo

そして、コーヒー飲んで、柏から動いて、西船橋市の方へ。ここには、池之上慶太さんが店主を務めるTIZZ SKATEBOARD SHOPティズ スケートボードショップがあります。慶太さんは、6歳でスケートボードと出会い、15歳で出場したサンディエゴでのUSオープン戦を皮切りにプロスケートボーダーになり、 2000年代には数々のコンテストに出場し全日本選手権での優勝経歴という輝かしい実績を持つプロスケーターで、もう4、5年前になりますが、ここのオープン時のロゴデザインをやらせて頂きました。時間が経つのは早いですね。めちゃくちゃ緊張しながら、おそらく100種類以上のラフ画を描きました。もちろん全部手描きで、修行の日々。毎晩24時間のマクドナルドにこもって、朝まで製作。あんな頑張ったこと過去になかったかもしれません。100円のコーヒーで6時間は粘る自分に、店の人もさぞかし迷惑していたと思います。感謝感謝。
まだ無名で、絵を描くこと楽しいだけの自分に仕事をくれたケイタさんは、実は、いま自分でも夏の一大行事となっているフジロックフェスティバルでの仕事にも繋げて頂いた大恩人であり、今後もさらにさらに精進して、お店に貢献出来たらと思います。

そして西船橋からまた少し移動して夜ご飯のオススメはこちら↓。

HOLHY a.k.a. Hayato Hori photo

HOLHY a.k.a. Hayato Hori photo

2017年8月31日にオープンしたYAMA PIZZA。市川駅からプッシュで3分少々。車であればユニオンパークからも近く、市川ローカルスケーターが出すリアルピザショップ。店主のヤマさんは、スケートデッキ加工職人のトミーに紹介してもらったJoblessのメンバーでもあり、いつもとてもあたたかく迎えてくれます。ニューヨークでピザ屋を巡り、試行錯誤を繰り返し、ようやく納得のいくピザ生地とトマトソースが完成させたそうです。出来立ては最強なんで、スケーターなら話も合うしピザ好きは絶対一度は行った方が良いお店です。ピザはクラシックタイプが「チーズ」と「ペパロニ」の2種類。ニュータイプが「アンチョビマッシュルーム」、「フレッシュトマト」、「バジルミート」の3種類。それに、月替わりの「今月のピザ」があり、現在、全6種類展開中だそうです。ピザにぴったりな、1日の終わりにもってこいな、志賀高原のクラフトビールも置いてます。市川に行く際は是非是非、おすすめっす。

自分は知り合いをつたって、仲良くさせてもらっている人達と関わるコミュニケーションとして、絵を描いているような所もあります。結局好きな人と好きな事をしてたいってことなのかもしれません。しかし最後に一言。今回のコラム書いて、見返して写真を見ているとどこもオシャレで絵もいい感じに見えるところばかりですが、実際そうではありますが、スケーターとこのルーティーンを回ると、移動はプッシュで、途中にハイボール180円のやっすい居酒屋でしこたま飲む。みたいなのが基本スケーターです。さらにガッツリ路上でビール缶五本は空けてから、元気100%で店行くってのが最早定番というか、リアルな感じです。あまりに綺麗な情報すぎて、何か違和感があると思ったのでそれだけ添えておきます。そんな訳で今回は、自分の住む街でのルーティーンを作品の置いてあるお店と合わせて紹介させて頂きました。
やっぱり自分の街や生活が流れを作ると思うんで住むとこは大切にしたいと改めて思いました!
前回長すぎたので、今回はこのあたりで。それでわ!!

HOLHYプロフィール
日本石川県小松市出身、1983年生まれ。「循環」「神秘」をテーマに、 Nikeやレッドブル、NYのホテルから、国内最大級のミュージックフェス、FUJIROCK FESTIVALのオフィシャルTshirtと幅広く活動。また個展ツアーやワークショップ、壁画、キャンバス、デザインに加えて、トークショー、PV出演、TV出演など、自分にしか出来ない事で生きる「アーティスト」という職業で、家庭を養い、潤った生活ができる状況を広めるべく、精力的に活動。オレゴン州ポートランドで開催した初の海外個展を皮切りに、ニューヨーク、ポートランド、サクラメント、バンクーバー、トロント、ロンドンにて作品を発表。現在は千葉県松戸市のアトリエにて作品を制作。
HP:https://www.holhypaintworks.com/
Instagram:https://www.instagram.com/holhy/

INTERSTYLE magazine

INTERSTYLE magazine

2024/4/17 配信

「インタースタイルマーケット」出店ブランド 続々決定!

2024/04/17

COLUMN

COLUMN

SURFCOLUMN

柴田康弘

「海の癒しと仲間のつながりでハッピーに~サーファーズケアコミュニティ~Nami-nications」

SKATECOLUMN

WAGU (和栗公祐)

「マロン・H・ジョニーからの改名」

SNOWCOLUMN

堀井良輔

「第2回 寝ても覚めても夢。」

INTERSTYLE MARKET 2024
USNET
Thailand Amusement & Attraction Parks Expo(TAAPE) 2024
GOCAF